眼の構造『👀』〈高校生物〉
この記事では目の構造についてまとめています。
上から順番にご覧下さい。
まずは、目の構造を見て下さい。
〈イラスト1〉
色々と名前を書いていますが、
薬の作用を学ぶ上で大切な部分は虹彩と毛様体なので、
この2つを中心に紹介したいと思います。
まず、虹彩から。
虹彩は角膜の下にあるので普段から見えます。
こうゆう感じで。
〈イラスト2〉
茶色で着色されている部分が虹彩です。
では、この虹彩をより詳しく見ていきましょう。
〈イラスト3〉
虹彩は2つのパーツから構成されています。
その2つのパーツは瞳孔散大筋と瞳孔括約筋と呼ばれています。
分かりやすくなるように赤色と青色で色付けしていますが、あの茶色で着色されていた部分だ、ということを意識すると覚えやすくなると思います。
鏡を用意して自分の黒目を確認してもらえば分かると思うのですが、光が眩しいと感じる時と少し暗いと感じる時では黒目(瞳孔)部分の幅が変わっていると思います。
なので、瞳孔散大筋・瞳孔括約筋は瞳孔(黒目の部分)を大きくしたり小さくすることで光の入ってくる量を調節しているというイメージを持つと良いと思います。
次に毛様体。
〈イラスト4〉
毛様体筋は水晶体の厚みを調節していますが、水晶体に直接結合しているわけではありません。
チン小帯を介して水晶体と繋がりをもつことで水晶体の厚みを調節しているというイメージを持っておくと良いと思います。
なぜ、水晶体を調節する必要があるのかというと水晶体の厚みを調節することで近くや遠くを見る時の焦点を合わせる必要があるからです。
カメラのレンズでも焦点がボヤけることがありますよね。なので、焦点を合わせてから写真を撮ると思います。
目も同じようにボヤけが生じては見えないので焦点を調節しています。ただし、水晶体は自分で調節できないので毛様体筋の力を借りて厚みを調節して焦点を合わせています。
最後に、瞳孔以外の位置関係を見ておきましょう。
〈イメージ1〉より位置関係を理解しやすいのではないでしょうか。
目の構造と機能をおおよそ掴むことが出来れば、薬の作用も理解しやすくなると思います。
今回の記事はここまで!
最後までご覧いただきありがとうございました😊
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