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ガスクロマトグラフィー
この記事ではガスクロマトグラフィーについて紹介しています。
上から順番にご覧下さい。
ポイント✨
ガスクロマトグラフィーは移動相が気体である。
装置は次のようなイメージです。
イメージ1
![ガスクロマトグラフィー(装置)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59285762/picture_pc_ba4f9f1be916457c4d2afca576ab524b.png?width=1200)
装置を詳しく見ていきましょう。
[移動相]
キャリア―ガスという気体が入っています。
☆キャリア―ガスは不活性ガス(窒素、ヘリウム、アルゴンなど)
液体クロマトグラフィーはポンプが装置の中に組み込まれていましたよね?
しかし、移動相はガスボンベの圧力によって流れるためポンプは不要です。
[カラム]
ガスクロマトグラフィーの分離は分配と吸着のみ。
試料は気化しなければ分離できない。
気化しにくい試料はどうしたら良いのでしょうか?
→アセチル化、トリメチル化、メチル化を行うことで試料を誘導体にし気化させやすくします。
[検出器]
ガスクロマトグラフィーには様々な検出器があります。
1.熱伝導度検出器
無機物、有機物の両方の測定が出来る。
☆熱伝導→熱がどれだけ伝わるか。
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電熱線から熱が放出される。
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周りの気体の性質で遮蔽効果に差を生じる。
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放熱の度合いで電熱線の電気抵抗が変化
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検出
2.水素炎検出器
C-H結合のある有機化合物を検出できる。
☆水素炎→水素を燃やした炎
☆水素が燃える温度はC-Hのイオン化の適している。
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水素炎でC-Hの炭素をイオン化
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イオンにより流れる電流を検出
3.電子捕獲イオン化検出器(ECD)
ハロゲン化合物を特異的に検出できる。
☆電子捕獲→電子を捕獲する。
☆イオン →電荷をもつ。
☆電子を捕らえるもの→ハロゲンなどの電気陰性度の高い分子
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β線発生装置でβ線をキャリアーガスに照射する。
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キャリア―ガスから電子と陽イオンを生じる。
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ハロゲン化合物があると電子を捕獲し陰イオンになる。
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陰イオンにより陽イオンが減り、イオン電流が減る。
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これを測定する。
4.炎光光度検出器
イオウとリン化合物の測定に優れる。
☆炎光→炎の中で燃えるときに発光する現象のこと。
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水素炎で試料を燃やす。
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光を発する
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光電子倍増管で捕らえる。
今回の記事はここまで!
最後までご覧いただきありがとうございました😊
下に関連記事を載せておきます。
ガスクロマトグラフィーと似たような仕組みなので確認して見て下さい。
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