見出し画像

高速液体クロマトグラフィー(HPLC)

高速液体クロマトグラフィーの装置を紹介したいと思います。
下のイラストを見て下さい。

イメージ1

画像1


ポンプが移動相を高圧で流しています。

[ポンプ]

画像2

ポンプを詳しく見ていきましょう。

✧仕組み

ヘッドの出し入れを繰り替えすことで、送液している。

イメージ2

画像3

上の図を見ると

ヘッドを押すとカラムへ送液され、

ヘッドを引くと、移動相の溶液を吸うことが分かります。


注入器を詳しくみていきましょう。

画像5

イメージ3

画像4

イメージ3のようになっているため、

正確に一定量を注入できます。


検出器を詳しく見ていきましょう。

①検出器は一般的に紫外可視吸光検出器が使われます。

紫外可視吸光計:吸光度が測定できる物質(二重結合をもつもの)を検出できます。

→芳香族化合物を持つ化合物、ペプチド、DNA等が検出可能。


検出器の構成図

セルの構造以外は紫外可視吸光度測定装置と同じです。

✧セルが「クロマトグラフィー用になっていている」ことだけが

紫外可視吸光度測定装置と異なっている点です。


下に関連記事を載せておきます。確認しておきましょう!

👇 👇 👇


☆他にも検出器があります。

詳しく見ていきましょう。


示差屈折計:糖の検出に使用する。

→糖の屈折率が大きいことを利用している

✧試料が通過すると屈折率が変化し、光の強度が変化する。


電気化学検出器:カテコールアミンの検出

酸化還元の電流を測定している。


電気伝導度検出器:イオン、無機化合物の検出


✧電気化学検出器と電気伝導度検出器は名前が似ているため、きちんと区別がつくようにしておくことが必要です。



最後に。

関連記事を下に載せておきます。



今回の記事はここまで!
最後までご覧いただきありがとうございました😊



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?