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子供がほしい人のための正しい知識

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メジカルビュー社は産婦人科の専門書を数多く発行してきた経験を活かして、不妊治療・不育症治療の医学的に正しい知識を発信いたします。 不妊治療・不育症治療のエキスパートである黒田…
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#ベビ待ち

不育症治療をしても流産してしまったら

※再度流産してしまうという不安をあおってしまう可能性もあるため、不育症治療をしたのに流産…

不育症の治療方法②

不育症の治療法は、何度も言いますが流産率を上げる不育症や流産のリスク因子を少しでも減らす…

不育症の治療方法

 不育症の治療法は、何度も言いますが流産率を上げる不育症や流産のリスク因子を少しでも減ら…

流産は治療できる?

流産の治療は難しい流産の約80%は受精卵に偶発的に生じた染色体異常が原因で、その受精卵の染…

流産や不育症の検査方法

以前、流産や不育症にどうしてなってしまうのか?またそのリスク因子についてお伝えしました。…

間違いだらけの不妊治療 体外受精編②

インターネットをみてみると、体外受精に関して本当にたくさんの間違った情報が流れています。…

間違いだらけの不妊治療(一般不妊治療編)

不妊治療に関して、インターネットではたくさんの情報が流れています。すぐに情報が得られるので、非常に便利なのですが、その一方で間違っている情報もたくさんあります。 患者さんから実際に聞かれた質問に沿って、間違いのない情報を説明していきたいと思います。 Q. 閉経するまで妊娠・出産はできますか?いつまで妊娠ができるか、というのは非常に難しい質問です。 閉経は平均50歳ですが、50歳近くまで妊娠できるなんてことはありません。ときどき海外セレブなどで50歳超えて妊娠・出産したとい

どういう状況ならば不妊治療に保険が使えるの?

不妊治療はもともとほとんどが保険適用外の自由診療で、特に体外受精は経済的負担も大きいため…

不妊治療ではどんなことをするの?②体外受精

体外受精のプロセスは?体外受精は5つ過程と必要に応じて6つ目の胚凍結の過程があります。 …

不妊治療ではどんなことをするの?①

不妊治療にはどんな種類がある?不妊治療における治療方法は大きく分けると3つあります。排卵…

不妊原因は人それぞれ違う? 検査の重要性

不妊の原因を探すことが、妊娠への早道不妊治療はまず何が妊娠できない原因かを探すことが最も…

基礎体温はどうして測るの?

なぜ基礎体温を測るのでしょうか。 それは基礎体温が妊娠できるタイミングを判断する「一つの…

男性が原因になる不妊症にはどんなものがある?

不妊症の原因は女性だけではなく、約半分は男性不妊症も原因です。そのため、女性だけではなく…

流産のリスク因子とは?

前回は「不育症」のリスク因子について取り上げました。 今回は、不育症まではいかなくても流産率を上げる流産のリスク因子について、ここではご紹介します。 ①血栓性素因(プロテインC欠乏症、プロテインS欠乏症、第XII因子欠乏症)抗リン脂質抗体症候群以外にも流産率を上げる血栓にかかわる因子がいくつかあり、プロテインC欠乏症、プロテインS欠乏症、第XII因子欠乏症が挙げられます。いずれも抗リン脂質抗体症候群と一緒に扱われ、厚生労働省の不育症のリスク因子の報告でも含まれていますが、