テスラの瞬き夢のなか
朝、僕が元気ないねって声をかけたから
仕事終わりに
1番明るい服をきてきた
晴れた黄色の明るい君
うつむき笑う君が愛おしくて
僕はクリームソーダのストローをひと回し
だいすきなソーダ
さざなみみたいに優しいんだ
きらりと炭酸の泡
君の輝きとそっくりで
いつも いちばん好きな
ナポリタンが のどの手前でとまってしまう
君がくれた詩集の中に
僕の笑顔が世界一 と
書かれた紙の切れ端が
挟んであったもんだから
つい、僕のことが好きなのかと勘違いをしてしまったよ
君は変わらず前を向いていて
きっとこの先も幸せだ
雨がふると君に会いたい
君の目と雨はよくにあうから
満月の夜におもいをのせよう
八星に祈ろう
きっと1億年後、
僕らがクリスタルになったとしても
変わらないよ
さあ、旅に出よう
まだまだ続く楽しい旅に
僕らのこの世は短いんだから
遊びきって
またね
そんな夢をみた
瞬きのような
魂の歴史に
ふわっと
少しだけ浸っていたいと思う
もう梅雨が明けてしまうから
だいすきな雨の音をききながら
テスラの夢は私にもどしてくれた
だから力強く生きようと思う
わたしの世界でわたしらしく
愛をこめて
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