なぜ苺状血管腫の治療薬がプロプラノロールなの?
近年、苺状血管腫の治療薬としてβ遮断薬(プロプラノロール)が使われるようになっています。どちらかというと心疾患に使う薬剤なので不思議ですよね。
これは、文献¹によると次のように説明されています。
「By blocking the beta adrenergic receptors, propranolol can make blood vessels narrower, reducing the amount of blood flowing through them. This is particularly effective in haemangiomas, by reducing the colour and making them softer.」
要するに、β遮断薬が苺状血管腫の血管を狭小化・血流を低下させるので効果があるということなんですね。確かに理にかなっています。
引用
1)https://www.gosh.nhs.uk/conditions-and-treatments/medicines-information/treating-haemangiomas-propranolol/#:~:text=By%20blocking%20the%20beta%20adrenergic,colour%20and%20making%20them%20softer.
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