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Guillain-Barré症候群で検出されるGQ1b抗体とかのGとかQってなに?

Guillain-Barré症候群では抗ガングリオシド抗体である抗GQ1b抗体(Fisher症候群)や抗GT1a抗体(咽頭頸部上腕型のGuillain-Barré症候群),抗GM1抗体などの抗体がみられますが,このTQMは何を表しているのでしょう。

実は,糖鎖の数を表しています。Tはトリプル(3),Qはクワトロ(4),Mはモノ(1)を表しています。

高校の有機化学で学んだ構造が、実は神経内科でも研究対象として盛んに分析されているんですね。 詳しいガングリオシドの話を知りたい方は参考文献を参照してみてください!

参考文献
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ojjscn/51/3/51_175/_pdf/-char/ja


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