【雑記】スマートスピーカーで何ができるか知っているだけでは意味がない

我が家にEcho Dotさんがやってきた。

6月のAmazon Prime Dayで、定価5,980円を1,980円(うろ覚え)で購入したものがようやく届いたのです。ちなみに我が家には先輩スマートスピーカーとしてGoogle Home氏が居座っていたのですが、使い道はたまにradikoを聴くくらい。あとはときおり誤作動しては人間様を驚かすのが精一杯の仕事でした。

Echo Dotさんにはそもそも期待していました。

なにしろ我が家は『Amazon Music Unlimited』(アマプラ+月額780円)のユーザーなので、当然そこの利用を想定していました。

ただ、正直バカ安だから購入しただけで、使うかなーという不安も少しありました。なぜなら、うちはもともとBluetoothスピーカーのわりといいやつを持っていたので、それとスマホを組み合わせてEcho Dotさんにできることは「すでにできている」と思っていたのです。

全然違ったんだなあ……

前述の通り、「スマホとBOSEスピーカーでEchoの上位互換」と思っていたときが僕にもありました。ただ、使って5分でそれは違うと気づいてしまいました。

違いの根源は、スピーカー単体で音が鳴るということです。

いままでのスピーカーって、スピーカー+デバイス(音源)という構成でしたよね。古くはコンポと呼ばれるデッキとスピーカーのセット品や、CDラジカセなんかもそうです。(若い人は知らないですよね…)

でも、スマートスピーカーはそれだけでいいんです。それのなにがいいかと言うと、僕の場合はスマホが自由になります。

スマホって、絶対にAmazon music以外も使うじゃないですか。ってことは、音楽再生中にパズドラを起動すれば、おなじみの音楽がスピーカーから流れてくる。それはノイズです。もしくは席を立ってトイレでYou Tube見ようと思ったら遠くのスピーカーから音が出るわけで…。

根本的なことを言えば、そもそも僕がその場にいなければ音楽自体流れません。

これら小さな悩みが「スピーカー単体で音が鳴る」というだけでサクッと解決してしまう。僕がいなくても妻が自宅で好きな音楽を聴くことができる。それも無限に。

プレイリスト名をなかなか音声認識しないという新たな小さな悩みはあるんですが、そこは新しい使い方を探っていけばいずれ解決できるかなと思います。

知ってたけどわからなかった

Echo Dotの機能は知っていたから、「これとこれを使えば充分再現できる」なんて思っていたけど、実際はぜんぜん違うものだったわけです。僕は、知識として機能や性能を知っていたけど、それによって得られる体験は全然わかっていなかったのです。

「使ってわかる」は間違いなくある。

もし、この投稿に何か学びのようなものをつけるとしたら、この1点に尽きます。新しいガジェットやサービスを、使いもしないで知った気になるのはやめましょう。便利さやその逆もまた、自ら使ってみなければ絶対にわからないのです。(と僕は思いました)

なんて偉そうに言いましたが、Echo Dotさんに関して言えば、僕はまだその機能の浅瀬でパチャパチャやっているだけです。電気をつけたり消したり?各種リモコンを操作したり?みたいなこともできるんですよね。

そういうものもぜひ自分で体験して、価値を説明できるようになりたいですね。

話をスピーカーに戻す

音質もいいです。

専門家じゃないし、こだわりもないし、いい耳も持っていないのですが、感覚としてはキレイな音を鳴らしていると思います。少なくとも2,000円の音じゃない。

それから、使用後しばらくして心のなかに渦巻いたのが「これ、未来すぎない!!!!???!!」っていうことです。スマホで音楽サブスクを使っているときはそんなに感じなかったんですが、それは「スマホ」だったからなんだと思うんです。その対象が「スピーカー」になると、途端に違和感がゾゾッと湧き上がったんです。

だってスピーカーって音鳴らすものですよね。
しゃべったり、しゃべったことに反応したりするものじゃないですよね。
音楽がたくさん入ってるものじゃないですよね。

これもさっきと同じで、機能は知ってたけど、使った体験を想像できていなかったんです。スマートスピーカーって言葉が出てきてもう数年経ちますが、僕はやっとその意味を体感できましたのかもしれないですね……。引き続き、時代に取り残されないよういろいろ触っていきたい所存です。

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