4月11日(火)メディア日記

 朝日新聞朝刊文化欄の「語る」シリーズは毎回読むのが楽しい。4月3日から始まった連載の主人公は、NHKの元アナウンサー山根基世。10日からは山根がNHK入局してからの話が始まった。NHK局内では一時期、「朗読の加賀美幸子」、「ニュースの森田美由紀」、「ナレーションの山根基世」と称されたことがある。1995年にスタートした「映像の世紀」は、ナレーション山根基世の実力を一気に高めた。75歳。多くの著作もあり、まだ現役だ。2月19日、NHK-BS1で放送された「基地の街 女たちの声なき声 ~あるアメリカ人弁護士の闘い~」は秀逸と評価されたが、ナレーションを担当した山根の語りは、真骨頂という呼び声が高い。

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