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7月4日(木)メディア日記

 放送開始から38年目、テレビ朝日の討論番組「朝まで生テレビ!」が、この10月から地上波ではなくBS朝日に移る。テレビ朝日が4日、発表した。これまでは月末の深夜、約3時間にわたって放送されていたが、10月以降は毎月最終日曜の夜7時から8時54分に短縮される。司会は90歳の田原総一朗が継続する。番組タイトルはそのまま。

 週刊文春の元編集長鈴木洋嗣が4日、「現代ビジネス」に「政治部記者の弱点は経済政策に弱いことだ」と次のように書いた。
「永田町を長く取材していて気づいたことがある。大手メディアの政治記者は政局しか取材しないことだ。彼らの関心事は、第一に人事であり派閥の動き、第二に選挙、三番目は国会の動向、予算の中身、そして、外交、政党間の離合集散と続く。不思議なことに、政治記者たちは政策、とくに経済・金融政策についてあまり興味を持っていない。そもそも取材対象になっていない。たまに経済政策が意味を持つことがあっても、それは政権支持率の浮揚に繋がるか、選挙の争点になるかという視点で捉えている。 だから原則として経済政策の中身に立ち入って精査することをしていないように思える。むろん日本経済新聞は例外である。あまたの政治記者と付き合ってきたが、彼らから経済政策の評価を聞いたことはほとんど無い」。

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