7月6日(木)メディア日記

6日のFNNプライムオンラインによると、ロシアのメドベージェフ前大統領が、自身のSNSで動画を公開し、核兵器を使えばあらゆる戦争を終わらせることができるとの持論を述べ、反転攻勢を繰り広げるウクライナに揺さぶりをかけた。この中で、戦争を終らせる方法に触れ、『1945年にアメリカが日本の広島と長崎に原爆を投下したときのようにすればいい。核兵器を使えば、世界大戦を含むあらゆる戦争はすぐ終わらせられる』と持論を述べた。 ロシアが保有する核兵器をちらつかせることで、反転攻勢を繰り広げるウクライナに揺さぶりをかけた形だ。

「広島と長崎に原爆を投下した時のようにすればいい」、ロシア前大統領が自らのSNS動画に載せた・・・これが今のロシアか・・・。

安倍派が後継者の選出で揺れている。安倍晋三元首相の死去に伴う自民党安倍派の新会長ポスト選びをめぐり、6日に党本部で行われた派閥の幹部会で、出席者から「5人組」による集団指導体制への移行を求める声が出た。「5人組」の5人とは、萩生田光一政調会長、高木毅国対委員長、松野博一官房長官、西村康稔経済再生相、世耕弘成参院幹事長。突出した有力候補者がいない中、集団指導体制による派閥運営を目指すとする勢力だ。「俺が、オレが」の「萩生田光一つぶし」でますますまとまらない。TBSの「Nスタ」で自民党の他派閥の議員は、「安倍さんがいたから派閥に入ったので、安倍派分裂の動きじゃないか」と冷ややか。また別の議員は「無理に一本化してしまうと安倍派自身が分裂してしまう」と本音。

6日発売の「週刊文春」は、新聞広告に大きな見出しを飾った。「岸田最側近、木原官房副長官 衝撃音声『俺がいないと妻がすぐ連行される』 さらに小見出しが続く。 「岸田最側近として日本の政策決定を担う木原誠二官房副長官。実は5年前、妻が、ある殺人事件の重要参考人として警視庁から聴取されていた。捜査幹部は『夫が自民党の国会議員でなければ…』 そして、木原氏の愛人が当時のことを語った音声の存在。一体、この男は何者なのか」

これに対して、木原誠二官房副長官は5日、木原の代理人弁護士が司法記者クラブに「御通知(至急)」と題したA4判で3枚にわたる文書を送付し「 週刊文春 」を発行する(株)文藝春秋を刑事告訴することを明らかにした。同通知書は、「週刊文春の記事は、事実無根のもの。捏造されたであろう風説」とし、「マスコミ史上稀にみる深刻な人権侵害」と批判し、即刻記事を削除するよう求めている。刑事告訴は受理されるのか、預かりになるかまったく未知数。木原側は本気で刑事告訴するのだろうか。友人の弁護士は、「なかなか踏み切れないのではないか」との観測。週刊文春はこれまで木原官房副長官に関する愛人問題などたびたび報じているが、妻が重要参考人として警視庁から聴取されていたことを報じたのは今号がはじめて。ほかの大手メディアは一切報道していない。

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