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8月19日(月)メディア日記

 19日は新聞休刊日。18日各紙朝刊をみると、朝日、毎日、読売は自民党総裁選が1面トップか1面左肩扱い。何と11名の立候補予定者の顔写真が並んでいる。朝日によると、このうち20人の推薦人を確実に確保しているのは4人、確保している可能性があるのは4人、確保できるかどうか不透明は3人。「乱立模様」、「総裁選混戦」、「本命なき総裁選」などの見出しが並んだが、唯一、東京新聞だけは、自民総裁選記事は見送り、1面左に「内閣官房機密費12億円は23年間同額」と報じた。
 総裁選は9月12日告示、同27日投開票の日程が有力。投開票までほぼ一カ月、これからメディアは自民党の裏金問題などそっちのけで候補者のインタビューや遊説風景などの動きにうつつを抜かすことになるだろう。

 自民党総裁選のトップを切って小林鷹之が19日午後、国会内で会見を開き、出馬を表明した。会見直前のTBSの「ひるおび」では、「小林鷹之は身長186センチ、格好いい」などとスタジオ内で声が上がった。他のテレビも小林のジョギング姿を放送するなどタレント並みの扱い。しかし、保守色が強い小林鷹之は、記者会見では裏金問題にはほとんど答えず、また自身と統一教会の関係を追及されてもあいまいな答えに終始した。

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