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6月24日(月)メディア日記

 日経新聞電子版は23日夜、「韓国の次期駐日大使に朴喆熙(パク・チョルヒ)国立外交院長が内定したことが23日、分かった」とスクープした。朴喆熙は尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の外交ブレーンの一人として知られる。大阪総領事には世宗研究所の陳昌洙(チン・チャンス)日本研究センター長が内定した。

 24日から都知事選候補者の政見放送が始まった。朝6時のNHKニュースを観ようとチャンネルを回したところ政見放送だった。この日は、一人5分30秒以内で6人がパフォーマンスを繰り広げた。放送は東京都以外の関東6県に流れているという。NHKは他の府道県は朝6時から通常通りニュースを放送している。


◆JNN(TBS)東京都知事選予想◆(24日放送)
(22日都内のインターネット調査と自社の判断を加味した調査)   
「小池百合子が大きくリード、蓮舫、石丸伸二が追う展開」。

◆朝日新聞都知事選序盤の情勢調査◆(24日朝刊)
(22日23日両日、インターネット調査を実施し、
取材で得た情報と合わせて序盤の情勢を探った)

「小池百合子が先行、蓮舫が追う展開。石丸伸二は苦しい。田母神俊雄、清水国明らは引き離されている」。 詳細数字は明らかにせず。

◆日経新聞都知事選序盤情勢調査◆
(21~23日実施) 24日朝刊
(RDD方式による日経リサーチの電話調査 1305人から回答を得た)
「小池氏が序盤先行 蓮舫・石丸氏が追う 田母神俊雄は伸び悩み」 

 フリーの記者から逃げ回っている小池百合子を追って、日刊ゲンダイの記者が24日の同紙に八丈島に現れた小池をリポートした。ここまで逃げ回るかがよくわかる面白い記事だ。
「会いに来たぞ! 百合子──。3選を目指す東京都知事選(7月7日投開票)で、小池知事がようやく初めて街頭に立ったのは八丈島。初当選した8年前も告示翌日にかの地で演説したとはいえ、大勢の聴衆を避ける「ステルス作戦」は海をも越えた。船で揺られること10時間半、日刊ゲンダイ記者は現地に向かい「会いに行けない知事」を追った。22日午後1時、15人ほどの報道陣が待つ中、SPらを従えた小池知事が空港に到着。約1分の歓迎セレモニーで花輪をかけてくれた子供たちと記念撮影を済ませると、フリー記者の「ヤジが嫌で八丈島ですか」との問いかけに「つばさの党の人?」と捨てゼリフを吐き、そそくさと車に乗り込んだ。向かった先は八丈島乳業運営の牧場だ。くしくも同じ名前の乳牛「ユリコ」に島特産のアシタバを与え、「あーすごい、すごい、百合子がユリコに」と満面の笑み。質疑応答の機会は設けず、しびれを切らしたフリー記者が「カイロ大卒業が」と質問しようとすると同行した小池知事の元秘書で「都民ファーストの会」の尾島紘平都議が一目散に飛んできて「ここは私有地。静かにしていただかないと出ていっていただきます」とスゴんだ。演説会場「底土港」の駐車場内で200人ほどが金属探知や荷物検査を受け、周囲にも100人近く集まった。聴衆から遠く離れた小池知事は海を背に“映える”ロケーションで特産の絹織物「黄八丈」のスカーフをまとい「この島は東京にとって大事。選挙の時は八丈島に来るのがお作法だと思っています」とアピール。たびたび拍手が起こる和やかムードが終了の瞬間に一変。複数のフリー記者から学歴詐称疑惑を問う声が飛ぶと、再び尾島が駆け付け「選挙妨害です! 選挙妨害やめてください!」と張り詰めた声で言い放つ。小池知事は何のソノで、にこやかに聴衆に近寄りグータッチ。民放記者の「どうして八丈島を最初の演説に選んだのですか」という質問さえスルーした。この日は最後まで囲み取材などはナシ。都庁クラブの記者も「理由の説明もなく、なぜ強く出るのか」と不満を漏らした。告知は小池知事本人のSNSだけで、「え!小池さん来るの?」と知らない人も多かった。島民の小池評は上々だが、「選挙の時だけ来て八丈島の何が分かるの? 高齢化がひどく、目立った働き口もない。金が入るのは土建業ばかり。小池さんが何をしてくれたのって感じ」と冷めた声も。小池知事は午後5時25分発の飛行機で帰路につき、滞在は正味4時間半。島が舞台の露骨なパフォーマンスに気を良くしたのか、自身のSNSに活動報告を連投した。見事な逃げまくり作戦はとても現職知事とは思えない」(取材・文=橋本悠太/日刊ゲンダイ)

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