5月10日(水)①メディア日記

 ワシントン時事通信は10日朝、バイデン米大統領は9日、上下両院の与野党幹部と会い、連邦政府の借入限度額である「債務上限」の引き上げを巡り協議し、その後、記者団に「(債務上限問題が)解決するまでここにとどまる」と述べ、19~21日に広島で開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)を欠席する可能性を示唆した。
また、同日の朝日新聞夕刊も「バイデン米大統領が広島で開かれるG7サミットを欠席する可能性に言及した」と報じた。

 岸田首相が13日放送される日本テレビのバラエティー番組「世界一受けたい授業」(土曜午後7時56分)に出演すると同局が発表した。すでに収録を終えているという。岸田首相がバラエティー番組に出演するのは初めて。現役首相が報道番組ではなく、バラエティー番組に出演したのは、2016年、フジテレビで放送した「ワイドナショー」に出演した安倍元首相以来。番組出演は、日本テレビ側から持ちかけたらしい。

 2016年の安倍首相が出演したフジテレビの「ワイドナショー」は、当日記によると「共演者から厳しい質問をされることもなく、単なる首相のPRに終わった」との記述がある。「民放のバラエティー番組に出ると支持率は上がるよ」と裏の知恵者が言ったかどうか。


10日発売の月刊「文藝春秋」は、1987年5月3日に起きた朝日新聞阪神支局で「赤報隊」を名乗るテロ集団が朝日新聞阪神支局の記者二人を散弾銃で殺傷した事件の犯人像を特集した。
②で詳しく解説する。

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