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2月27日(火)メディア日記

 自民党の若林洋平参院議員(静岡選挙区)がX(旧ツイッター)で、在日クルド人への敵意をあらわにした差別的投稿を引用して問題になったが、今度は日本維新の会の高橋英明衆院議員が26日の衆院予算委で、埼玉県南部の在日クルド人を念頭に「危険な無法地帯を取り締まるべきだ」と主張した。高橋議員は地名やクルド人などを特定しなかったが、明らかに川口市の在日クルド人コミュニティを念頭に置いた発言。若林洋平議員のXも同じだが、一部の外国人が問題を起こしたことで、民族全体を問題視するのは明らかに差別ヘイトスピーチだ。

 裏金問題を巡る衆院政治倫理審査会で27日、自民党の対応は二転三転、目を覆うばかりの混乱を呈した。予定された28日の政倫審は見送りとなった。27日は政倫審全面非公開から報道陣の取材OKを自民党は譲ったものの、公開を容認していた西村前経済産業相と二階派の武田事務総長のうち西村は出席をNGを通告したため、武田は「何で俺だけが・・・」と出席を拒否、振り出しに戻ってしまった。岸田首相は「最良の方法をとるようにと指示している」とだけ述べた。

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