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1月28日(日)メディア日記

 沖縄県の玉城デニー知事は27日、沖縄国際大学(宜野湾市)で行われた学生向けの授業に参加し、沖縄の多岐にわたる問題について講義した。
 これを報じた産経新聞は、玉城知事は「なぜ先島(諸島)地域にどんどん自衛隊の基地を造っているのか。今まで基地がなかったところに自衛隊の基地を造ることで、攻撃の目標になってしまうのではないか。非常に危ない」との危惧を示した。
 一方、28日の琉球新報は、同大学の質疑応答で、学生から「名護市辺野古に基地が完成してしまった場合、沖縄県政はどうするのか」との質問があり、玉城知事は「万が一造られた場合には、キャンプ・シュワブの部隊は県外もしくは日本国外に早期に移転してほしいと要請することになると思う」と答えた。玉城知事はこれまで、「辺野古に新基地は造らせない」と繰り返してきたほか、埋め立てが計画されている大浦湾に軟弱地盤が存在していることに触れ「絶対にできないと思っている」などと反対の立場から完成を否定してきた。同紙は「新基地完成後の対応について言及するのは極めて異例」と報じた。

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