7月4日(火)メディア日記

 BS-TBSの「報道1930」は、3日の放送で、旧統一教会の韓鶴子総裁が、日本の幹部らおよそ1200人を前に、「岸田首相や日本の政治家を韓国に呼びつけて、教育を受けさせなさい」と発言していたと報じた。 この音声は、旧統一教会の韓鶴子総裁が先月28日、教団が「聖地」と呼ぶ韓国・清平で日本の幹部らに語ったとされるもので、同番組が独自に音声を入手した。韓鶴子総裁はこのほか、「日本は特に第二次世界大戦の戦犯国だ。原罪の国だ。ならば賠償すべきでしょう、被害を与えた国に」とも述べた。

 共同通信もこの発言要旨を入手し、東京新聞などが4日朝刊で報じた。

 衆参両院の国会議員の所得報告などが4日各紙朝刊に全2ページのスペースをとって掲載された。朝日新聞だけは紙面に余裕がないせいか、一部国会議員の所得報告はあったが、全議員の所得報告はなかった。朝日は1面トップに「株の所得、報告は3割未満」という2004年から2022年までの調査結果を掲載した。

 朝日新聞は最近、活字を大きくし、ページ数を減らしているせいか、記事量が大幅に減少している。一部売りの朝刊単価は朝日が180円、日経新聞は200円、東京新聞は120円。4日朝刊は、日経は全40ページ、朝日は全28ページ。東京は全24ページ。

 NHKニュースによると、パレスチナのヨルダン川西岸地区で3日未明、イスラエル軍が大規模な軍事作戦を実施するなどして、パレスチナ人9人が死亡した。軍事作戦が行われたのは1キロメートル四方ほどの難民キャンプで、現地メディアによると、イスラエル軍は1000人以上を投入し、西岸地区で行われた作戦としては、第2次インティファーダ以来、過去20年で最大規模とみられるという。民放ニュースも伝えたが、いずれも短いニュースで終わった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?