6月6日(木)メディア日記
6日各紙朝刊の1面は日経新聞をはじめ6紙全紙とも厚生労働省が5日発表した2023年の人口動態統計の発表。見出しは各社とも出生率最低の1.20。衝撃だったのは、 東京は統計をとってから初めて最低0.99を記録した。
政治資金自民修正案が5日、衆院特別委で自民公明維新の会の賛成で可決。参院に送られた。各紙見出しは「規制法案 衆院委で可決」と定番見出し。東京新聞だけは「規制法の穴『成立後に対策』 首相答弁 野党が批判」と本質を突いた。
沖縄タイムスは6日付1面トップに「陸上自衛隊幹部候補生学校(福岡県久留米市)が、『沖縄作戦において日本軍が長期にわたり善戦敢闘し得た』と評価し、幹部候補生の教育方針にしていたことが市民団体の情報公開で分かった」と報じた。ここでも沖縄住民を犠牲にした沖縄戦の日本軍の反省は何もなく、一方的に戦闘の仕方ばかりを取り上げ、むしろ自衛隊と旧日本軍の一体化が顕著になっている。