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1月27日(土)メディア日記

 「田原総一朗が司会するテレビ朝日の『朝まで生テレビ』は最近、観る気がしない」という視聴者は意外に多い。その主な理由は「4月で90歳の田原総一朗がパネリストの発言中、たびたび相手の話を遮り、自説をとうとうとまくし立てるから・・・」というものだ。27日深夜の「ドーする?!政治改革」で日本維新の会の音喜多駿はこの田原の弊害に真っ向挑戦した。音喜多は「若者が政治に興味を持てないのは、政治の話が面白くないから、怖いからだ。この番組を見て、若い世代が面白いと思いますか?私は思わない。出ている人は怖い顔をして、相手の発言を遮り、机をバンバン叩く。それが良くない」と一気に切り込んだ。田原はいつものよう「ぜんぜん違うっ!」と突っ込みを入れるが、音喜多はひるまず、「人の話を聞かずにバーンと遮ったら駄目なんです。もっとフレンドリーにいきましょう。相手の話を聞いて、建設的な話をすれば、もっと若い人も政治や番組に興味を持つんじゃないですか」と喋った。他のパネリストは「いつもの田原さん」と冷静だったが、弁護士の菅野志桜里だけは「音喜多の発言にも一理ある」と同調した。

「林官房長官が28日沖縄を訪問する」と27日朝刊の日経新聞が小さく報じた。同紙は「官房長官は基地負担軽減についての意思疎通を図るため」と報じた。
一方、東京新聞の投書欄に「声上げよう辺野古反対」と75歳男性の投書が載った。同投書は「言葉だけの『丁寧』は、こと辺野古に関しては使ってほしくない」と書き、「本土の人も他人事と思わず、大きな声を出してほしい」と訴えた。

 共同通信によると、自民党の高市早苗経済安全保障担当相は27日、長野市内の会合で講演し、能登半島地震の復興を優先すべきだとして、「2025年大阪・関西万博の開催延期をすでに岸田首相に進言した」と述べた。
 現職閣僚が突然、大阪万博の延期に言及するのは異例だが、これは高市が自民党総裁選出馬への布石を打ち始めた一環ではないか。「こう発言すればメディアは飛びつく」と高市一流のパフォーマンスをぶちあげたのだろう。

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