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6月19日(水)メディア日記

 18日のBSTBSの「報道1930」が休止だったので、裏のBSフジの「プライムニュース」をじっくり観た。ゲストは石破茂、野田佳彦、後藤謙次。司会の反町理のさばきは相変わらずだが、面白かったのは石破と野田のコメント。麻生太郎から嫌われている石破茂は、政治資金規正法改正を巡り「将来に禍根を残すような改革だけはやってはいけない」と言及した麻生太郎に「副総裁は岸田文雄首相を支えるナンバー2だ。なぜこういう発言をしたのか、党内に説明したほうがいい」と言葉を選びながら麻生を批判した。また野田佳彦は民主党代表選の出馬を問われたのに対して、「立憲民主党代表選は自民党代表選と同じ時期にやったほうがいい」と言外に出馬に意欲を見せた。

 大阪のABC朝日放送は19日、「大阪・関西万博の海外パビリオンの建設が遅れている問題で、万博協会が準備する簡易型パビリオンへの移行が進まず、最大数十億円の建設費用を回収出来ない可能性があることがわかった」と報じた。 万博協会は、パビリオン建設が遅れている国のために、プレハブ型の簡易パビリオン「タイプX」9棟の建設を進めている一方、これまで「タイプX」への移行を決めたのは3か国にとどまっている。 建設費用は1棟あたり数億円から10億円程度で各国が負担することになっているが、関係者によりますと今後9棟すべてに国が入ることは難しい見通しだという。 そのため、残り数棟分の建設費用の回収が困難になり、最大で数十億円を協会が負担する可能性が浮上している。

 沖縄タイムスによると、名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄防衛局が8月1日に大浦湾側の軟弱地盤を改良する本格工事に着手することが18日、分かった。同日、県に通告した。大浦湾側の護岸新設工事に向け、防衛局は県と事前協議を続けていたが、事実上打ち切った形。海底に砂くいを打ち込む地盤改良工事が始まる見通しとなり、県が反発を強めるのは必至だ。地盤改良は7万本超の砂くいを打ち込み、地盤強度を高める計画。自然環境への影響が懸念されている。ただ、県側は工事を止める有効な手だてを見いだせていない。

 共同通信によると、フランスの名女優、アヌーク・エーメが18日、パリの自宅で死去した。アヌーク・エーメと言えば、クロードルーシュ監督の映画「男と女」を思い出す。この映画の手法は1960年代の映画やテレビ制作連中を刺激したあまりに斬新な作品だった。音楽のフランシス・レイとともにルルーシュ監督は大胆な作風で自ら撮影した。

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