見出し画像

2月8日(木)メディア日記

 いくつかの外電を総合すると、米保守系FOXテレビの看板司会者だったタッカー・カールソンが6日、モスクワでプーチン大統領にインタビューした。ロシア通信によると、ペスコフ大統領報道官も7日に確認した。日本時間の8日現在、インタビューはまだ放送されていないが、米国内では大騒ぎになっている。民主党議員は「ヤツを米国から追い出せ」「戻ってきたら逮捕しろ」などと叫び、放送媒体のX(旧ツイッター)に「インタビューを流すな」と圧力をかけている。これに対して、Xのオーナーであるイーロン・マスクは7日、「カールソンを逮捕しようとする者を逮捕せよ」とツイート。カールソンはかつて夜のニュース番組のキャスターで、全米最高の視聴率を取りながら、番組を下ろされ、現在は「X」上でニュース番組を主宰している。トランプ前大統領支持のカールソンがたった一人で、テレビ局や大新聞に劣らぬ存在感を発揮できるのは、ネット時代だからだろう。

 FNNフジテレビは8日、オンラインで、北朝鮮に拉致され、その後帰国を果たした蓮池薫が、FNNのインタビューに応じ、「同じ拉致被害者の横田めぐみが2度にわたって帰国を試み、貨客船の万景峰号に乗ろうとしていたことを初めて明かした。
 拉致被害者の蓮池薫(66)によると、(めぐみさんが)帰りたいなっていう思いから、フラッと出る。市内でちょっと行ったところを捕まる。で、どこ行くのって言ったら、いや船に乗ろうと思ってと。 蓮池は、拉致被害者の横田めぐみが、北朝鮮で1990年頃と94年頃の2度、住まわされていた招待所を抜け出していて、2度目は、新潟と繋ぐ貨客船の万景峰号で、日本に帰ろうとしていたと明らかにした。 めぐみは北朝鮮の幹部に帰国したい気持ちを吐露することもあったという。 「(めぐみは酔うと)そういう話を言うわけですよ。幹部としては面白くはないと思うんでしょうね 」蓮池さんら5人は、2002年に北朝鮮に戻ることを前提とした「一時帰国」として帰国を果たしたが、めぐみはこうしたことが理由で、メンバーに選ばれなかった可能性が高いと指摘した。 また北朝鮮は、2002年の日朝首脳会談で「めぐみさんは死亡した」と発表したが、直前に工作員が、遺骨を探すふりをする偽装工作を行っていたという。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?