「メディアの未来を考える会」ご案内



「メディアの未来を考える会」は、

アナログとデジタルの対立ではなく、融合を目指していきます。

インターネットの登場は、さまざまな業界に本質的な変化を与えていますが、これまで情報を扱っていた、出版、新聞、放送などのメディア業界は、とりわけ大きな変化の波に揺さぶられています。雑誌は売れなくなり、新聞は読まれなくなり、新しいインターネット・メディアの模索がはじまっています。古いシステムが壊れ、新しいシステムが生まれていくことを革命と呼びます。まさに私たちは革命の最中にいます。

 こうした状況の中で、大事なことは、旧来のメディアを築いてきた人の経験やノウハウを単純に捨て去ることではなく、新しいメディア・システムの上に、どのように継承し、再構築出来るか、ということではないでしょうか。メディアの制作システム、流通システムは大きく変わっていくとしても、そこに流れる編集者の想い、表現者の願い、ジャーナリストの精神などは、大きな歴史の中で、継承されてきたものだからです。

 メディアの未来を考える会は、旧来のメディアの本質を知る者が、新しい時代への関心と可能性を信じて、相互に交流していく場を提供していきます。また、新しいメディアの中で育った人たちと、古いメディアを知っている人間との交流も進めていきたいと思います。ネット上の交流と、ネット以外のオフでの交流も大切だと思っています。

▼「メディアの未来を考える会」の具体的な活動は以下です。

1.noteの中でテーマごとに分科会をつくって議論していく。

2.定期的にリアルな勉強会を行って議論を深める。

3.実際にメディアビジネスの実例を模索していく。

メディアの未来を、一緒に展望し、考えていく人たちの参加をお待ちしています。

●代表理事

橘川 幸夫(デジタルメディア研究所代表)

●発起人

磯山 友幸(元日経ビジネス副編集長/現経済ジャーナリスト)

加藤 貞顕(株式会社ピースオブケイク代表取締役CEO)

柴田 喜久(日本出版販売株式会社)

瀬尾 傑(現代ビジネス編集長)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?