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メディアラボ研修レポート(ジオパーク)

こんにちは。
メディアラボ学生メンバーの鷲巣まほです。

本日は、先日行われたジオパークの研修レポートを書かせていただきます✍️
(少し長くなってしまいますが最後まで見ていただけると嬉しいです…)

研修には、鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会の主任研究員・大野希一さんと、研究員・國重咲季さんに来ていただき貴重なお話をたくさん伺うことができました。


ジオパークとは

みなさん、「ジオパーク」と聞いて何を思い浮かべますか…?
海・山・地層…私はとりあえず「大自然」というイメージが強かったです。
そして、環境保全・自然保護のように守っていくことが目的なのかな?とすごく曖昧な考えを持っていました。

研修で初めてジオパークを詳しく知る機会になったのですが、
ジオパークとは、
地質・地形から地球の過去を知り、未来を考えて、活動する場所
ということ…!!

詳しく記述していきます。

①過去を知る

出典:「ジオパークとは」日本ジオパークネットワーク

世界の活火山の7%が存在する日本。
地層の変化や地震など、私たちが住んでいる日本では日々様々なことが起こっています。
地球の仕組みや大地の成り立ちを知ることで、それがどのように私たちに、地球上の動物たちにつながっているのかを知ることができます。

②未来を考える

出典:「ジオパークとは」日本ジオパークネットワーク

過去を知ると、未来に対する行動につなげることができます。
例えば、もしこの後災害が起きたらどうするべきか。今ある風景を守っていくにはどうするべきか。などなど…

普段なら「綺麗だな〜!」で終わる景色や、なんとなく「すごいな」で終わってしまうような場所も、地質や地形を知る、そして未来を考えてみるとまた違った見方ができるし、深く知ることができるな、と思いました!

「地層」「地形」ってすごく難しそう…と思ってしまいます(私は笑)
でも、案外地層や地形って見に行ってたりするんだなと今回改めて思いました。

例えば!私が新潟に行った際に観光した星峠の棚田。

観光するには生憎の天気でした😅

新潟といえば!というミーハーな気持ちで観に行ったのですが、地形のことを知ってからこの景色を見ていたら、よりいろんなことを感じていたのだろうなと思います。

③活動する

出典:「ジオパークとは」日本ジオパークネットワーク

過去を知り、未来を考えた後は実際に行動することが大切です。
「行動するってハードル高いんじゃない?」と思ってしまう人もいると思うのですが、”行動する”と言ってもいろいろあります。

保護保全活動に参加したり、地域に魅力を外部に発信したり、観光だって”行動”になります。自分ができる範囲で楽しく行うことが大切だと思いました!

ジオパークについては日本ジオパークネットワークのHPにわかりやすく書いてあるので、気になった方はぜひチェックしてみてください!

鳥海山・飛島ジオパーク

鳥海山・飛島ジオパークは2016年に日本ジオパークに認定されています。
そして、現在はユネスコ世界ジオパークの登録を目指しています。

私も、昨年秋の合宿で九十九島や奈曽の白滝、温水路などいろんな場所に伺いました!どこもすっごくよかったです!

山があり、海がある。
自然の恵みをたくさん受けられるにかほ市。
住んでいる人はもちろん、「ユネスコ世界ジオパーク」の登録ができたら、注目度も増えますし、より観光客に来てもらうきっかけにつながります。

今回の研修で、大野さんがジオパークについて
「地域の人よりも地域外の人の方が詳しいこともある」
とおっしゃっていたのですが、地域内外の人に影響を与えるジオパークの魅力をよりこの活動で知ってもらいたいなと思いました。

研修の感想


今回の研修を終えて、ジオパークに対してのハードルが私がすごく下がりました。
繰り返しになってしまいますが、地層とか地形って難しいというイメージしかなく。(高校で地学基礎を取っていたのですがすっかり忘れてしまいました…)

でも、地層・地形という視点からだけではなくていいと強く感じました。
私は食べることが大好きなので、「食」という観点からジオパークを見てもいいし、大学で学んでいる「観光」という点から見てもいい。

いろんな視点から見ることで、より新しいつながり・ストーリーになる

10人いれば、10通りのジオパークに対する見方ができる。
それであれば、自分の興味あるものと結びつけてこれからジオパークの魅力をより知っていきたいし、広めていきたいなと思いました。

今回の研修もとても楽しく学ぶことができました!
拙い文章でしたが、最後まで見てくださりありがとうございました!

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