【授業紹介】公園でマルシェを開催!
「街文化プランニング演習E」の魅力とは。
―― 今回は影山先生の「街文化プランニング演習E」という授業についてお聞きします! まず、そもそもどういうことを目的にして授業をされてるんでしょうか。
影山:
まちづくりにおけるブランディングの能力を高めることを目指し、プレゼンテーションの技術を磨く授業ですね。
―― 私は春学期だけ受講していたんですが、1QT(※表現学部は4学期制。春学期=1QTと2QT)ごとに企画を立てて、プレゼンをして、と結構忙しかった記憶があります。他の授業とはかなり違うペースだし、内容もすごく実践ベースでした。
影山:
そうですね。やっぱり実際に企画を立ち上げるときには、予算や運営コストを考える必要があるのでそれはもちろんいれてもらって。あとはちゃんとリスクとか、必要なら関連法規までリストアップして企画の精度を高めてもらったりとか。
プレゼンを通してアイデアを提案するとなれば、店舗やスペースの図面などもあった方が伝わりやすいですよね。なのでそういうのも作ってもらったりとかしています。
―― 運営コストとか予算についてこの講義で初めてきちんと考えるようになって、他の講義とかでプレゼンするときも意識するようになりました。
学部やコースの違う学生との協力も
―― 春学期は企画して、提案して完了! という感じでしたが、4QTでは何をしてるんですか?
影山:
実は、地域創生学部の学生がゼミで開催するマルシェをお手伝いすることになりました。合同ゼミみたいな感じで、それぞれの学部の強みを活かして協働しています。
もともと、地域創生学部の「地域課題解決実践論」という授業でマルシェをすることになってたんです。そこに僕たちが加わって、広報とかワークショップのお手伝いとかをしています。
影山:
クリエイティブに街を編集するというのは表現学部の特性、表現学部でしかできないことだと思っていて。
チラシとかタイトル、コピーを考えることって街のイベントをするうえでとても大切なのですが、後回しになることが多いと思っていて。デザインとか編集とかのスキルって街でも活かせることを感じてもらえたら。
学生にも聞いてみました!
この授業の魅力、特色
少人数で、他コースの学生と協力しつつ学ぶことができるのが、この授業の特徴だと思います。表現学部はコースそれぞれに特色があるので
グループワークで意見がまとまらないことも多々ありましたが、うまく役割分担することで可能性が広がっていった気がします。
そして今回、学部の垣根を越え、地域創生学科2年の学生の方々とともにイベントを行える機会をいただけたことが、とても有難く感じます。
役割・苦労したこと
私はチラシのデザインを行いました。
地域創生の方との話し合いの機会があまりなかっため、イベントのテーマ概要を理解するのには苦労しました……。
街文化コースで学んだ編集技術を活かしながら編集を行い、学生全員の意見をいただいたことで、満足のいくチラシを完成させることができました。
あとは広報班として、このチラシを見てたくさんの方に来ていただけることを願うのみですっ!!
授業の中で気づいたこと・感じたこと
今回私はチラシ用のイラストを描いたのですが、もともと絵を描いていたとはいえ、多くの人に見てもらうための絵を初めて描いたので、色々なイラストを見て参考にしました。
自分の好きな絵ではなく、ターゲットを意識した絵を描く事は新鮮で楽しかったし、これからの創作に活かせそうなので引き受けて良かったです!
抱えているタスクも多いし、授業とバイトの両立は大変だけれど、こんな事は今しかできないと思うので、しっかり爪痕残したいです!
役割・苦労したこと
PR動画の制作を担当しています。今制作真っ最中です! 構成、取材、編集を1人で行うのは久々なので、正直不安です。
しかし、地域創生学部の学生が繋げてくれたおかげで出会えた「街」とつながりを持つお店とは、普通に大学生活を送っていたらおそらく出会えなかったと思います。
大学生になってから、学外との関わりはほとんどなかったのですが、ただの通学路として捉えていた風景や日常が少し変わった気がします。
この出会いを大切にして、全力で取り組みたいです。
マルシェ「となりのくすのき」
地域創生学部と表現学部が協働したマルシェがついに開催です!
授業のことも聞けちゃうかもしれません。
ワークショップなどもあるのでぜひ足を運んでみてください!
▼表現学部についてはこちらもどうぞ▼