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口ぐされ病のメダカは無事に退院しました

こんにちは、メダカ飼育担当のメダたんです。
2週間前に口ぐされ病で薬浴開始したメダカは、今日、無事に退院し、みんなと一緒の水槽に戻っていきました。使ったのは「メチレンブルー水溶液」という主成分がメチレンブルーのみの薬で、用法用量の真ん中の濃度の10mL/60Lで薬浴しました。
薬浴開始と同時に絶食したら、だんだん元気がなくなり容器の隅っこから動かなくなったので、翌日からエサをあげ始めたところ、どんどん元気になるし食欲も高まるし、見るからに健康になったので1週間後に真水に戻したら、まだ口に白いヒラヒラが少し残っている上に、急に元気も食欲もなくなったので、同じ濃度で薬浴再開しました。ふたたび元気も食欲も戻り、一昨日から退院に向けて、今度は小まめに半分ずつ水を入れ替えて薄めていったところ、元気も食欲もそのままで真水に戻れました。白いヒラヒラも無くなり、口の先に小さな白い点がある以外は、気になる箇所もなくなりました。
今までに薬浴したメダカの中には、身体を思いどおり動かせず上手にエサを食べれなくて食べ残しがたくさん出てしまう子もいましたが、この子はものすごい食欲の上にエサを食べるのが上手で(常に完食)、食べ残しによる水質悪化を気にせずエサをあげられました。ご飯ちょうだいアピールがすごいので、私が家にいる日はエサやりとフン取りを1日に7,8回くらいしていました。

退院に向けて治療時から8倍希釈したところ。スマホカメラを向けると寄ってくるメダカは珍しい。ご飯だと思っているのかも。

トップの写真は屋外水槽に戻ったところです。すぐに仲間の中に入っていきましたが、白容器で薬浴していたので色が白くなっていて、色だけまだ馴染んでいない。

今回メチレンブルーの情報を調べていたところ、農林水産省の地方出先機関(?)の動物医薬品検査所の「動物用医薬品等データベース」を見つけました。データベースと、我が家で使っているメチレンブルーのリンクを下に貼ります。データベースで調べると主成分がメチレンブルーのみは2製品あり、メチレンブルー濃度が違います。用法用量の通常使用時の希釈の仕方は同じですが、もう片方の製品だけ短時間反復薬浴という濃い濃度での使い方も載っています。

データベース
https://www.vm.nval.go.jp

我が家のメチレンブルーhttps://www.vm.nval.go.jp/public/detail/2504

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