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金曜日の有給休暇は「ファンキー・フライデー」

昨日(2022年9月9日・金曜日)は、有給休暇をとって久しぶりに一日中部屋でゴロゴロしていました。
テレビも面白い番組がないし、YouTubeも飽きたのでFM放送を聴いて過ごしました。

ファンキー・フライデー

金曜日のFM放送といえばNACK5の「ファンキー・フライデー」です。
放送時間は朝9時から夕方5時55分までのおよそ9時間です。
全て生放送で、パーソナリティーは小林克也さん一人です。

関西から転勤してきて間もなくのある日の金曜日、朝から車で出かける時にカーラジオから小林克也さんの声が聞こえてきました。
なんか懐かしいなと思って聴きながら目的地に着きました。
そして仕事を終えた帰り道、既に夕方になっていましたが、カーラジオから聞こえてきた声はやはり小林克也さんでした。
「えっ、なんで?」と思いながら帰って調べてみると、朝から夕方まで一人で生放送のパーソナリティーをしていることを知ったのです。

こんな無茶なことをするのは、大阪のFM802でDJをやっていたヒロT(ヒロティー)ことヒロ寺平さん以来です。
ヒロ寺平さんは毎週金曜日に13時間の生放送をしていました。
普通、帯番組というのは、月曜日から金曜日まで毎日決まった時間に放送するようなことを言いますが、朝から夕方まで一本の番組をすることをヒロ寺平さんは「縦帯(たておび)」と名付けていました。

ベストヒットUSA

小林克也さんというと、私が青春時代によく見た「ベストヒットUSA」のDJです。

中学生の頃は、日本の歌謡曲やフォークソング、ニューミュージックと言われるような楽曲が流行っていました。
毎週木曜日に放送されていた「ザ・ベストテン」を楽しみにしていました。

高校生になると、何故か洋楽を聞くようになります。
中学校から授業で英語は習ってはいましたが、洋楽の歌手が何を言っているのかなんて全くわかりませんでした。
意味なんて関係無くて、洋楽を聞くのが高校生としてのステータスだったのです。

インターネットなんてない時代だったので、ラジカセから流てく洋楽が、どんな人が奏でているのかというような視覚的な情報ほとんどありません。
せいぜいレコードのジャケットか、音楽雑誌の「ロッキングオン」くらいしかありませんでした。

そんな中で、動画が見れる画期的な洋楽の音楽番組がありました。
それが「ベストヒットUSA」でした。
そしてそのDJ小林克也さんだったのです。
この頃からミュージックビデオというのが現れ出していました。

スネークマンショー

「スネークマン・ショー」というコミカルなレコードも流行りました。
イエロー・マジック・オーケストラの楽曲の合間にコントみたいなのがあって、小林克也さんの「えー、だーれー?」という台詞が今でも耳に焼き付いています。

小林克也さんの声は、画像がなくても直ぐに小林克也さんとわかります。
とても印象があって聴き心地が良くてカッコいい声です。

ラジオは楽しい

情報源がインターネットに集中してきていますが、だからこそラジオを聴くということは改めて楽しいと感じます。
実はそのラジオも電波ではなく、
インターネット経由であると言うことは少し複雑な気持ちではあります。




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