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【漫画レビュー】ギフト『無限ガチャ』でレベル9999~

はじめに…

【漫画レビュー】というか、ただどんなものを読んだかの覚書程度にご紹介できればいいかな…と思います。学生の時の国語力はかなり低いので、読書感想文にも至らないと思うけど…。




信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&『ざまあ!』します!

漫画概要


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小説家になろう より


漫画との出会い

行きつけの快活倶楽部にて…
いつものごとく、SNSで一話だけ読んで先が気になっていた漫画でも読もうかと思ってうろうろ本棚を物色していたら、新刊コーナーで惹かれるタイトルを発見。
この手の長ったらしいタイトルって、なろう系って奴なんだろうなあ…と思いつつ、最新刊を手に取ろうと思ったけど、快活倶楽部は新刊コーナーにある漫画はケースに入っているため、ちょっとパラパラやる程度はめんどくさくて断念。
既刊コーナーにてうろうろしていたところ、先ほどの漫画の1巻~がおいてあり、ここでやっと1巻をパラパラ……
「あ、これ面白そうかもしれない…」と思い、とりあえず1~5巻までをもって帰室。
これがこの漫画との出会いでした。

偏見

この手の漫画…
どうもタイトルが長くて、とりあえずタイトルを見ればどんな漫画なのか、なんとなく予想できるタイプが多い印象でした。
このタイトル初見は、”とりあえず主人公が無双して元仲間に復讐するんだろうな…”という認識。
その”復讐”も、まあ元仲間相手に命を奪うまではしないんだろうな…と思ってました。
ごめんなさい、初見イメージをいい意味でぶっ壊してくれました。

レビュー

一気に1巻から最新刊の11巻まで読み進められるほどの展開と飽きを感じさせないスピード感。
なんといっても、主人公がちゃんと優しいのに復習を誓った元仲間と世界に対しては容赦ないところも最高に勢いがあったように思いました。
はにまる、どうしても糞みたいな悪役はちゃんと処されてほしいタイプなので、ちゃんと処されていて本当に「よっしゃ!もっとやったれ!」と内心小躍りしました。
(いやここ最近の漫画って、なんというか……悪役に対して、処置が穏便すぎませんか?いろいろあるんだろうな…とは思いますが、そこまでしておいて「ごめんなさい」で許せるものか?と…。内容にもよるとは思いますが、悪いことしたんだから同等もしくはそれ以上のナニカがないと、同じこと繰り返すでしょ、そのタイプは…と思うので、糞な悪役は徹底的に処されればいいと思っています。)

…っと、話がそれました。逸らしました。脱線。
修正修正。

原作ストーリーも大変読み応えのある内容ですが、作画の綺麗さ繊細さ、キャラクターの作りこみや設定なども推しポイントかと思います。
キャラは多いんですが、一人ひとりのキャラが本当にいいキャラしてるんですよね。
(気が早いですが、それぞれのアクスタとかポスターとか出たら欲しいくらいには一人ひとりが好きです。マジです。作ろうかな…)
(無理)

あと異世界ものということで、さまざまな設定もありますが、人種の関係性なども描かれていて、異世界ならではの設定をストーリーに組み込んでいるあたりがすごく面白いなと思いました。
そりゃ、エルフや他の種族から見たら、人間って脆くて弱くて寿命も短くて大した攻撃力もなくて…、漫画の中の言葉を借りるとしたら下等生物の何物でもないよな…と思ってました。
マジで。
だいぶ本気で。
だって、もし自分が異世界とか行って、周りに人間以外の種族がいたら絶対(あ…無理だ)って思うもん、割と本気で。
異世界転生怖いもん、マジで。
今回のこの漫画に至っては、異世界転生ではないんだけどね。

あと”レベル9999”って見ると、どうもこう…チートを疑ってしまう。
何かこう…神様の恩恵とかでポンとレベルアップ~みたいな。
けど、これはちゃんとレベルアップの段階を踏んでるから、そこもいいポイントだと思います!
ちゃんと苦労して努力してんだよ、この主人公!えらい!

元仲間の前に現れるときはちゃんとトラウマ植え付ける勢いで計画念入りに立てるし、元仲間がマジで絶望できるようにマジックアイテム使って当時の姿のままで現れるあたりマジで心の傷えぐりにきてるのが清々しいポイント!

主人公ばっかり褒めるのもあれだから、一応元仲間のほうもヨイショすると…
彼らもちゃんと同情のしようもないくらい悪役やってるし、ちゃんと人間を下等生物に見て奴隷にしてみたり玩具にしてみたり、いい感じに糞感が漂っているところが本当にナイスなので、同情さえも感じさせないキャラ設定最高だと思います!

最後に

ぜひ主人公には幸せになってほしい。
元仲間に復讐を果たし、生き残っている家族に出会い、最後笑ってほしいと思ってしまうほどには感情移入してしまう作品だと思いました。

ぜひどこかで見かけたら読んでみてほしいなあ。
おすすめ。


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