強気転換のお知らせ。2月スタート今回の弱気相場の振り返り (3/25アップデート確定版)
弱気相場が終わりそうな兆しが見えています。FOMC通過後2・3日続けて上昇するようなら強気相場開始と見てよさそうです。
強気相場復調の兆し。今回の弱気相場を振り返る
時系列で今回の弱気相場がどのように形成されてきたか、振り返っていきたいと思います。
2/16:
コアPPIが発表されました。MoM予想0.3%に対し、0.5%と強い数字が発表され、インフレが意識される結果となりました。
この日を境に株式市場にはバッドニュースイズバッドニュースのセンチメントが戻ってきます。それまでは、どんなにバッドニュースが流れてもすぐに反発する強いセンチメントが続いていました。
2/28:
コアPCEが発表されました。MoM予想0.4%に対し、結果0.6%。インフレを意識させる内容ではありましたが、下落は限定的。
指数はその後ほどなくして値を戻しました。再びバッドニュースがバッドニュースとして機能しなくなった瞬間でした。その後、ショートカバーと雇用統計を経て相場は底堅さを示します。
3/9:
SVBの巨額損失問題が発覚し相場は大きく下落します。インフレは材料から消え、新たな材料としてリセッションが浮かび上がってきました。
しかし、土日のうちに対策が発表されるや、指数(特にNASDAQ)は急反発しました。
3/15:
クレディスイス信用不安の報道でこの日も大きく下落します。しかしながら下げは限定的で指数は下髭を付けて引けています。NASDAQに至っては前日プラスとなりました。
この日バッドニュースはバッドニュースとして機能しなくなりました。次の日は、何事もなかったかのように大幅上昇となりました。
以上を総括しますと、今回の弱気相場は材料2段構えでした。
まず1段目は、インフレ懸念。コアPPIの結果を受けて下落するも3月上旬には調整終了となっています。
そして2段目は、SVBからの金融不安・リセッション懸念。こちらは3月半ばで調整終了となりそうです。(まだ分かりません。)
投資家としての個人的な意見ですが、1段目の調整だけでは、値幅的に不十分、期間的にも短い(約2週間)と感じていました。
2段目が終わりに近づいた今は値幅的にも、そして期間的にもちょうどいい塩梅(約1か月)で、買いやすいと感じています。
補足:その他の強気転換と考えられる情報
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