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ヨノハル
2020年8月24日 01:39
ああ、歌集のことをきちんと書こう、と思って筆を執った。雪は朝(あした)のかがやきを降る藪内亮輔の歌集『海蛇と珊瑚』を読み通した。彼の作品のことは随分前に知っていた、その端正な美意識に惹かれ、本作を手に取ったのを覚えている。"詩歌の世界で使い古された「花」「雨」「雪」「水」が、この人の手にかかると、世界で初めて使われたかのような歌が生まれる。(帯文:金原瑞人)"このような言葉でもって