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刑務所に入った話12〜拘置所雑居編Ⅱ〜

ほっけさんがいなくなり、4人部屋になりました。

最初は本当になじめるか不安でしたが、
ひらめちゃんのコミュ力の高さ、優しさに救われなんとかやっていくことができていました。

ノートに絵を描いたり、歌を歌ったり、ひらめちゃんとはかなり仲良くなりました。

ここでひらめちゃんから、1人部屋で隣だったとき、隣の部屋から板を磨くシャカシャシャカシャカいう音がまじでうるさすぎてキレそうだったと言われました笑笑

ごめんね、あの時は、あの時だけは、わたし真面目に板、磨いてた。隣の部屋にまで音が響いてたとはびっくりです🙄

そして1週間ほど過ぎた頃、、部屋に新しい方が入ってきました。

なんかみたことあるなあ、、と思ったら、

なななんと、裁判と判決の日が一緒だった方でした!

あの空気清浄機とかキャットタワーを万引きした方です。

ここからその方をうなぎさんとします。

うなぎさん、、めちゃくちゃテンション高い。
そして、めちゃくちゃ声がでかい。

とにかく声がでかい。

だからすぐ先生がとんできて怒られる。

それはいいとして、裁判のときに少し話していたのを
うなぎさんも覚えていてくださいました。

うなぎさんは、控訴したらいのですが、
待ってる期間が長く、控訴を取り下げ、受刑者になったとのことでした。

前にもお話しした通り、うなぎさんは前刑で札幌刑務所に行ったことがある方です。

そのとき部屋にいた人はうなぎさん以外みんなわたしを含め刑務所に行くのが初めての方たちばかりだったので、うなぎさんの話に興味津々でした。

札幌刑務所どうだった、、?と聞いたところ、

え、女子校みたいで楽しかったよ!


ほえ?????
刑務所が楽しいとな????????
・・・目が点です。

聞いたところによると札幌刑務所はわりかしできたばかりのため、綺麗だし、冬は暖房入ってるし、なによりご飯が美味しい‼︎誕生日にでっかいあんドーナツが2個も出た‼︎まるごとバナナもでた‼︎

とのこと。

刑務所に入る前はSサイズだったのに出所するころには5Lになってたと言っていました。

5Lってなんやねん。特注か!

と心の中でつっこみつつ、刑務所の以外な一面を知りました。

その頃のわたしは、刑務所によって雲泥の差があるとは知る由もありませんでしたとさʅ(◞‿◟)ʃ

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