刑務所に入った話14〜拘置所雑居編Ⅳ〜
毎朝、朝ごはんを食べ終えると先生が作業の材料を部屋に持ってくるのですが、その日はいきなりドアが開けられ、
ひらめさんとうなぎさん以外は壁の方みて座ってー。ひらめさんとうなぎさんは荷物まとめてー。
と。
あれ、この光景見たことあるぞ。
・・・刑務所に移送される前の部屋移動だ!!!!!!
そうなんです、ひらめちゃんとうなぎさんは次の日刑務所に移動することが決まったのです。
突然のお別れでした、、。
ひらめちゃんがいたから保てていたといっても過言ではないわたしのメンタル。
2人が荷物をまとめている間、話したらだめなので、わたしはひらめちゃんにお礼もお別れも言うことができませんでした。
今でも、ひらめちゃんに会いたいなって思います。そしてお礼を伝えたい。いつかどこかで会って笑いあえたらいいなって思います。
そして残されたのは、
わたし、かんぱちさん、まんぼうさんとなりました。
ちなみに刑務所への移送は拘置所に来た順番とか関係ないようです。
現にうなぎさんはわたしより遅くきたし、かんぱちさんは拘置所に来て3ヶ月以上たったと言ってました。
そして、ひらめちゃんがいなくなりわたしのメンタルは壊れました。
誰とも話したくない、、今まで余暇時間はテレビをみてひらめちゃんとくだらない話をしたり、歌を歌ったりしていたのですが、その日から余暇時間は1人で本を読んで過ごすようになりました。
もちろん共同生活なので、必要最低限は話しします。だけど、極力1人でいたかったというのがその時の心情です。
そして、さらに半月ほどたったころ、かんぱちさんとひらめさんが刑務所へ移送されていき、また新しい方が入ってきたりして、部屋にいるのが、
まんぼうさん 過去に刑務所2回行ったことがある
かわはぎさん 実は留置所で一緒だった、過去に刑務所1回行ったことある大人しい方
たちうおさん 過去に刑務所1回行ったことのあるご年配の方
と、わたしになりました。
そしてそして、次回、また新しい方が入ってくるのですが、、
とんでもねぇことになった!!!!!
次回、部屋がうんちまみれ。よければ読んでください。
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