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[Minecraft]ドラウンドトラップはやめておけ[Java 1.16]

はじめに

君はMinecraftに登場する"ドラウンド"という敵を知っているか?

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こいつを一言で表すなら"溺死ゾンビ"

特徴として

① 水中でのみ発生する
② ゾンビが溺死することでも発生する
③ トライデント(レアな投げ槍)を所持している

あたりが挙げられるだろう。
ドラウンド狩りをする理由は,概ね③のトライデント集めに集約されるといえる。

ところで,Minecraftというゲームにおいて水中というフィールドは,上空や地底よりよほど作業のしづらい場所である。
掘削速度,酸素の制限,水抜きなどなど……。

取りも直さず,水中に設置せざるを得ないドラウンドトラップ(ドラウンド狩り装置)も建設は困難を極める。

だったら②のゾンビ溺死を利用すればいいじゃないかと考えるだろうが,それは残念ながら無駄である。

なぜなら,JavaEditionのMinecraftにおいて,ゾンビからドラウンドに変身した個体はトライデントを所持していないからである。

総合すると,トライデントを集めるための施設を作ろうと思えば,クソみたいな作業効率の水中で建設を行わなければならないということである。

さて,ここまででなんとなくドラウンドトラップを作ることの困難さが伝わったと思うが,ここからは実体験としての水中ドラウンドトラップ建造/稼働の厳しさを記述していこうと思う。

Ⅰ. ドラウンドが湧かない

天空トラップタワーが持て囃される大きな理由として,湧き潰しが不要であるというメリットがある。

ひるがえって水中ドラウンドトラップは,湧き潰しがかなり難しい

そもそも水中で魚類(タラなど)のスポーンを止めることはほぼ不可能だろう。

更に未知の洞窟の湧き潰し,水中内の明るさ調整など,やることは多岐にわたる。

Ⅱ. ドラウンドが集まらない

湧き潰しが終われば次にドラウンドを集めるステップである。

ネット上の情報では,殆どのトラップタワーで「"村人"か"亀の卵"でドラウンドを引き寄せる」→「ソウルサンドの上昇水流で打ち上げる」というステップを取っている。

当然ながら,ドラウンドが村人や卵を発見しない限り,装置が機能しない。しかし,ドラウンドが海中にスポーンした後どこに向かうかの制御を行うのは困難である。

つまり,ドラウンドが処理装置に入らないのである

Ⅲ. ドロップがしっけしけ

これが一番伝えたいのだが,ドラウンドのドロップは本当にしょぼい

多くの人のお目当てであるトライデントは,約0.5%でしかドロップしない。
(トライデントを持っている確率*トライデントをドロップする確率から算出)。

そして副産物も,99%が腐った肉,残りの1%でオウムガイと金インゴットくらいという体感である。

湧かない・集まらない・ドロップが不味い
狩りには最悪の敵である。

Ⅳ. ネット上に情報がない

ドラウンドの仕様がJava版とBedrock版で違うということもあって,参考にできる情報が少ない
(ちなみにBedrock版はかなり甘い仕様になっている)

その中で水中ドラウンドトラップに関する情報となると,かなり限られる。

もしこれでも作りたい物好きは,日本語の情報がかなり少ないので,英語の情報を参照することをおすすめする。

それでも作りたいなら

以下の事項を検討してほしい。

・そもそもトライデントは必要か?弓矢でもいいのでは?
トライデントは所詮飛び道具である。ならばスケルトントラップで矢を無限回収すれば代用できるのではないか。
・天空ドラウンドトラップでもいいのではないか?
河川バイオーム上限定だが,天空式も作成できるそうだ。こちらもさほど効率は良くないそうだが,水中に作るより遥かにマシだろう。
・水中から地上に打ち上げる必要があるか
水中ドラウンドトラップは「ドラウンドを地上に出して処理する」型と「ネザーポータルに通して処理する」型がある。筆者は前者で作成し失敗したが,後者のような型であれば,水中にいくつも作成することが可能であり,機能する可能性が高いように思う。これらの型について検討しよう。
・最終的なドラウンドの処理はプレイヤーでやっているか
これは注意事項だが,ドラウンドはプレイヤーに倒されないと絶対にトライデントをドロップしない。この情報は日本語wikiには記述がなく,英語wikiにのみ書いてある。

最後に

どのように作るにせよ,ドラウンドトラップの費用対効果は他のトラップに比べてかなり厳しいと言わざるを得ない。

君の貴重なMinecraftタイムをどのように使うか,その参考になれば嬉しい。


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