2023-08-08

  • ジョージ・オーウェルの1984年を読み終えた。いや、聴き終えた。何年前の作品だよってことで流石にネタバレは自重しない。最後1/3くらい拷問シーンですごかった。聴く拷問。前半の世界観説明パートとか、中盤のなかよしパートは正直退屈だった。捕まってからは面白かったけど、同時に苦痛でもあった。2+2は4です……。

  • 1984年みたいな勧善懲悪エンドじゃない話は、読み終わった瞬間は「なんだこれつまんねぇ!」となるが、その後咀嚼していってじわじわ自分の中で評価が上がる、というパターンが多い。今回も聴き終えた直後は「は?」そのものだったが、面白かったシーンも結構あったな〜と思い出しながらおさらいしていると、面白かったような気がしてくる。これは認知的不協和か何かの作用なのだろうか。映画セッションもこのパターンだった。逆に勧善懲悪でスッキリ終わる話は、読後感はいいけど記憶に残りづらい気がする。ゼイガルニク効果的な何かもあるのだろうか。

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