ぴろみん社長のひとりごと「生きていくって大変?」
子供たちが小さかった頃
私がほんとに未熟で、
(今もまだまだ未熟だけど)
子供たちに厳しくあたってる時があった。
毎日じゃないんだけど。
なぜ厳しくあたっていたか。
自分に余裕がなかった。
自分が無理して生きていた。
みんなそんなことがあると思うけど
その時に子供たちに言った言葉が最悪だった。
「社会はそんな甘くないの!
そんなんじゃ生きていけないよ!」
みたいなことを言っていたと思う。
それは決して子供たちを不幸にしたいと思ってなくて、つまり幸せになってほしいと思って言っていたのだから、ほんとに未熟だったなと思う。
この言わなくていいセリフを
ある日息子に伝えると
衝撃的な言葉が返ってきた。
「僕、もう生きていくの嫌になっちゃった」
小学二年生くらいだった彼が言ったこの言葉は衝撃的で、私の頭をハンマーで殴られたくらいのショックがあった。
私はこのセリフで子供たちを追い詰めていたことを知り、このセリフで生きる勇気を奪っていたことを知り、人間として言わなくていいことを言っていたことに気づいた。
そして私はここからこのセリフを言うことをやめて、「生きていくって楽しいよ!」ということを伝えていくことに決めた。言葉だけじゃなくて言行一致で。
それがほんとにできるようになったのは、それから5年くらいはかかったように思うけど、意識が変わると言うことは大きなことだったと思う。
「社会はそんな甘くないの!
そんなんじゃ生きていけないよ!」
これって悪気は全然ないのに
言行一致でやっちゃっている人は多いように思う。
子供とか周りの人がヒントを出してくれるけど
そのヒントを受け取るのはなかなかハードなのかもしれない。いいことしてるつもりなのだから。
親は知らず知らずのうちに子どもを傷つけていることがある。それも子供の幸せを願ってのことだから否定されるのもつらいという苦しさもある。
これは親子だけじゃなくて、会社内でも起きることで、悪気がなくてあなたのためにと思っているのに傷つけることってまあまあある。
そこに気づける人が増えれば世界は変わるかもしれない。
子供の自殺が増えてるという。大人が楽しく生きること。周りの人と手を取り合って楽しく生きること。それが一番効くと思う。
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