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父トシハルの教え⑧「わかるよな」

何かよくわからないことを言われて
「わかるよな」とよく言われた。

そのことに1から10まであったとしたら
1と10しか言わない。
そしてこの

「わかるよな」である。

当然間の2~9はわからないから
自分で考えるしかない。

そのうちわかるようになってくるのが不思議なところ。

今学んでいる経営と会計をゲームで学ぶMGの教え
「教えない・教え合い・紙は自分で」
まさに教えないだった。

この「わかるよな」を私はすごく憎んでいた。
なぜならとても不親切だから。
(正確には不親切に思えたから)

私は1-10まで時には小数点のところまで親切に伝えていたが
それでは人は成長しないし、依存体質になるということを身に染みて知った。

結局「わかるよな」でいいのだということ。
わかるよなといえる仲間がいるということが大事。
それがわかるようになるためには長い時間がかかった。

そして今私はいう。「わかるよね。」
言わなくても同じ答えを出す人が横にいる。
わからない人には、相方に通訳してもらう。
1から10まで丁寧に伝えるには社長の仕事ではない。
少なくとも私のようなタイプの人間は。

だから今は「わかるよな」が大好きです。

つづく

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