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ぴろみん社長のひとりごと「謝れマウント」

日本は、謝罪が多い文化のように思う。

中国語で「すみません」を習ってはみたものの、中国の方が言ってるのをほぼ聞いたことがない。

交通機関でちょっと遅延したくらいでも、「そんなに謝らなくていいと思うけどー」っていうくらいの過剰な謝罪が日々聞こえてくる。

先日当社ではお客様対応研修をした時も、謝る謝らないについて、何人かから質問が出たし、謝らないことに関して、かなり怒ってる人がいた。

その件はたしかに謝罪した方がいい場面でもあったので共感はできたけど。

謝らなくてはならない場面の経験が多い人ほど、謝らないことについてきっと怒るし、過度に謝罪を要求することになるんじゃないだろうか。

ここに謝れマウントが発生する。

有名人の講演に、有名人が遅刻するという場面に2回遭遇したことがある。

一回は、○姉妹。一回は○○エモン。

遅れて登壇して全く謝罪なし。私は小心者なのですぐ謝っちゃうけどな。

彼らはつまりオオモノなんだな。

それがいいか悪いかは、それぞれ思うことがあるとして、何でもかんでも謝罪するような人はオオモノにはなれないだろうと思った。

「責めるなら、どうぞお責めなさい」という気持ちも大事かなと思った。

責められる前に、これでもかという謝罪をして予防策をとるとしたら、大変だなーと思った。それを強要されるならさらに。

最近娘の友人が就職して間も無く精神的な問題で休職したと聞いた。謝罪を強要されるであろう職種だったなと思い出した。

サービスが行き過ぎた世の中に、新人として放り込まれる若者たちは大変だと思う。ある程度のずーずーしさをもっていないと。

みんなが心地よく過ごすことができて、感謝し合える世の中になることを望みます。

そのためにも小さいことから感謝を自分から。

「すみません」より「ありがとう」

ありがとう:すみませんが99:1くらいを目指したい。

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