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応募条件「仲良くしてね」採用側の本音とは?

こんにちは、作詞家の大貫理音です。
わたしが代表を務める創作プロダクション屋根裏ひみつ結社の所属でデジタルミュージックをメインにお送りするアーティスト【back alley orange box.】。
次回作は3/1に開催される音系メディアミックスイベントM3でのリリースが決まりました。お得意のEDMと初挑戦的にヒップホップ風の曲が収録されることに。さっそく作曲担当のwarokiより作詞家のオファー依頼とジャケット作画の依頼がありました。(じつはわたくし嗜む程度に絵も描きます)

田舎生まれ山奥育ちのステレオタイプ代表のわたくし、ヒップホップ知識(ややゆがみあり)なんてこんなものです。

(煽ってませんよ!!!!)
(実際のジャケット画じゃないですよ!!!!)

作曲家のwarokiくんは東京生まれ東京育ち。シティボーイの描くゆめかわいいヒップホップとは?(ゆめラップ??)どうぞお楽しみに。

タイトル未定』back alley orange box.
・2010年3月1日リリース
・CD1枚組/7トラック収録
・価格:1,000円(イベント価格)

さて、こちらの企画は今回もこそこそとTwitterとLINE@を使ってボーカルさんを募集しました。

ラフな募集なので条件などもそんなに多くないため、収録曲の未完成デモをBGMにちょっとした募集動画にしてみました。雰囲気のわかる音楽が少しだけ聴けます。

今回の採用者さんもこの記事で発表しますね。
そんなわけでめずらしく目次を設定してみます。

ボーカル採用者発表

応募者の皆様を全員採用と出来れば良いのですが、応募数が増えるたびに心苦しくも「注目されている間はまたこの次の作品が作れるぞ!」という前向きな気持ちもあります。

月詠あると さん
すぴか(Stella*) さん

以上の2名を採用とさせていただきました。
今年はたくさんラフな募集を検討中です。ぜひいろいろ絡んでやってくださいね。

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▼ガチで商業クリエイターを目指す方にオススメ

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エンタメ界に参画して17年

今回のお二人を採用とさせていただいた理由は(結果発表後たまに問われますが個別のご回答は控えさせていただいてます)、用意した楽曲のそれぞれのイメージがマッチしていたことと、もう一つ大きな理由があります。

さて、ここで今回の記事タイトルにもなった「仲良くしてくれる人」という所にご注目ください。わたしの企画ではこれだけはといわんばかりに毎回記載されます。この仲良くしたいという気持ちを何より大切にしていることに、どんな意図があるのでしょうか。せっかくなのでこの機会に「仲良くする」ことについて、企画者側の心のなかを少しお話ししてみようと思います。

その前置きとしてわたし自身のお話を。(また身の上話の前置き長いマン参上)
読者の方には学校受験のご経験がある方も多いかと思いますが、それらのアカデミックなものとは少し違うエンターテイメントな世界で17年ほどお仕事を続けて来て、公私ともに「選ばれる側」も「選ぶ側」も経験しました。後者の選ぶ側になったときに応募者と採用者の間で認識に齟齬があると感じることが多々あったのです。

【PR】最近のオーディション審査員参加案件『停電少女と羽蟲のオーケストラ 10周年プロジェクト<ナナツハナ>』アイドルユニット『LOVYU』。1/31に1stシングルCDリリース。大貫は作詞で参加しました。

仲良くなりたいマンの本音

そもそもオーディション=募集企画の仕組みはどういうものなのか。これはまた別の機会にお話しするとして、この記事の本題としてはなぜ個人企画者のわたしが『仲良くなる』という部分に注目をしたかのテーマを有料記事にいたします。

主に屋根裏ひみつ結社の作品に参加したいと思ってくださる方向けではありますが、他の団体や企業オーディションに参加する際にも少しは参考になる視点ではないかと思います。今回はあくまでも「どうしたら屋根裏の企画に参加できますか?」と、これまで数多くいただくありがたいお言葉を受けてはじめて個人的な考えをお話しします。

つまりは「一朝一夕でこれさえおさえれば必ず何かのオーディションに受かる必勝法」などではありません。あくまでも「何かに対しての情熱」を支えるお手伝いになると信じています。

そしてこの記事を有料とする理由についてはこちらの記事などをご参考ください。

一言でいうと「大貫理音の考えや思いが知りたい」という方にだけ届けて、わたしが表現する場の秩序を守るためです。そして何がしたいのかはぜひこちらのnote書き初めをご覧ください。

わたしの好き勝手な活動に、大切なお時間をいただいたり、心を寄せてくださりたくさんのご厚意には本当に感謝しています。ありがとうございます。精一杯の気持ちを込めて引き続き作品をつくってまいります。

はじめに

え?ここからようやく前置き??
さて今回の記事はちょっと生々しいので「自分の本音を語るのは恥ずかしいなあ〜」「でも受け取ってくださる人には届けたいな〜」とごねごねした気持ちから、普段より価格を高めに設定させていただきました。
いただいた支援のお気持ちは今年も魔女BAR(1日喫茶イベント)などで還元させていただきます。去年は生ハムの原木になりました。ぜひお気軽に直接お話ししに来てくださいね。記事についての質問なども大歓迎です。

なお記事の本編に入る前の前置きが長いのは仕様ですので、はじめての読者の皆様には以後お見知り置きを。それではそろそろ本題へ。

『良い』作品をつくらない

屋根裏ひみつ結社では前提として、大貫理音自主制作における個人企画では良い作品・売れる作品という視点でものを作りません。個人感情の『良し悪し』でものを考えると

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