文字表記の向き
こんばんは。今日はどうしても気になってしまうものの話。
縦書きと横書きってあるじゃないですか。これは横書き。国語の教科書や日本語で書かれた文芸書の多くは縦書きです。それぞれに文字が進む向きがあります。
横書きなら、左から右、右端まで行ったら1個下の行の左端に移動。以下続く。
縦書きは、上から下、下まで行ったら1個右の一番上に移動。以下続く。
のはずなんです。まあ戦前戦中くらいまでは横書きも右から左でしたよね。それはいいとして、私がどうしても気になるのは、時々縦書きなのに横移動が左から右になっている場合があることです。
免許の更新をすると講習を受けることになります。先日の免許更新で講習を担当していた方がまさしく縦書きを左から右に書き進めるタイプで。たった二行だったんですけど、話の内容そっちのけで気持ち悪くてしょうがなかったです。
もう一つ気になっていたのはなんかの化学系企業の広告。眼鏡をかけた黒髪の女の人が出てるやつ。それも何パターンかあるのですが、全て左端の縦書き→右端の縦書きの順でコピーを読ませるやつだったんです。左端は全部読点で終わります。
何を言いたいのかもよくわからなかったのですが、そもそも読ませ方の問題でむううとなってしまいました。あんまり心証はよくないです。
誤字脱字とか書き言葉で話し言葉が混ざってしまうこと(カジュアルな文章に限る)は少なくとも指摘警察になるほど気持ち悪いと思わないのですが、縦書きの進行方向は気になります。あと、二重敬語と「させていただく」、やたら長い文はなんとなく不快感がありますね。
自分が本読みだから気になるのか、その辺はよくわかりませんが、自分はそういう変な表記をしないようにしようと心に決めている次第です。
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