ハッケヨイ氏考案特殊ルール麻雀を打つ
6月8日、私はハッケヨイ氏考案特殊麻雀「アタマ」を打った。
ただ、アタマを打つ前に非常に楽しい経験をした。
そこで、備忘録としてこの日のことを書いておく。
なお、本NOTEで登場するこえだめさんの麻雀カッコイーシリーズのユーチューブチャンネルは次のとおり。
このチャンネルでは面白い動画がたくさんアップされている。
ぜひ、お勧めである。
さて。
話は6月7日(日曜日)に遡る。
その日、麻雀の競技会(勉強会)があった。
そこで、私は豊橋某所に出かける。
その競技会では、Mリーグルール(ただし、1試合50分の時間制限あり)で4試合打つ。
そして、私は短期確変により4トップという好成績をゲットする。
ただ、他の卓で4トップを取った人がいたため全体の優勝はかなわず、準優勝で終わる。
4トップで優勝できなかったのは残念だが、私は十分に満足していた。
さて、その競技会にて。
こえだめさんから「明日(月曜日)に面白いことが行われる」と聞く。
その話を聴いて面白そうだと思った私は「見に行っていいか」と尋ね、オッケーの了承をもらう。
実際、こんなに面白い経験ができるとは思っていなかった。
そして、月曜日、午前11時。
私は再び豊橋某所に出かける。
そこでは、既に動画を撮影する準備ができていた。
聴くと、ハッケヨイ氏が新しいルールを考案し、そのルール説明などを動画に撮るという。
ほどなくハッケヨイ氏が登場。
早速、動画の撮影が始まる。
その撮影された動画は次の通りである。
ハッケヨイ氏の新しい特殊ルール、名称は「すけまん」という。
重要なルールを説明すると次の通りとなる。
(以下、動画の説明よりピックアップ)
1、ある牌を鳴かれた場合、牌を捨てた者(フーロされた側)は鳴かれた牌の牌種(ピンズ・マンズ・ソーズ・風牌・三元牌)を副露者が牌を捨てた後に公開し続けなければならない。
例えば、2mを鳴かれた場合、2mを鳴かせた人間はマンズを公開する必要がある。
また、その後にマンズをツモった場合、その牌も公開する必要がある。
(マンズを公開しなかった場合、それはルール違反としてチョンボになる)
もっとも、「牌を公開するだけ」で足り、その牌を使ってメンツを作ったり、公開された牌を捨てたりするで自分の手牌を「完全非公開状態」に戻すことは可能である。
また、自分がフーロしていなければ、牌を公開している状況のままリーチを打ったり、ダマで和了することが可能である。
2、自分のすべての牌が公開された状況(自分がフーロした牌も含む)で流局するとチョンボになり(聴牌の有無は問わない)、役満払いとなる。
つまり、自分がフーロし、また、フーロされた結果、手牌が「フルオープン」になったとする。
この場合で流局した場合、チョンボとして役満払いが強制される。
子なら親に対して16000、別の子に対して8000支払う必要がある。
また、親なら子に対して16000ずつ支払わなければならない。
この2がこの麻雀の最も大事なルールである。
3 すべての牌が公開された状況で和了した場合、リーチをかけていない場合、アガリ役3ハンがつく。
例えば、中のみで和了したが、牌がすべて公開されている(フルオープン)としよう。
この場合、中の1ハンの他に3ハンがつく。
よって、4ハン(満貫)になる。
また、役ナシだったとしよう。
この場合、役がなくてもすべての牌が公開されているだけで和了可能である。
この場合はアガリ役3ハンとなる。
ただし、これはリーチをかけていない場合。
リーチを書けた場合は次のルールが適用される。
4 すべての牌が公開された状況でリーチアガリした場合、役満となる
すべての牌を公開している状況でリーチをかけて和了した場合、または、リーチをかけた後にすべての牌を公開させられたがその後に和了した場合、その和了は役満となる。
チップありルールの場合は役満相当のチップの収入も得られる。
つまり、リーチ前後に牌をすべて公開させられた場合、ツモれば役満、流局すれば役満払いのチョンボということになる。
どっちに転んでもすごい状況である。
そして、最後のルール。
5 牌を一切公開されていない状況(完全非公開)で和了した場合、アガリ役6ハンがつく。
例えば、牌を1枚も公開していない状況で役なしダマで聴牌したとする。
このルールではその状況でも和了することができる。
その場合、手牌が「完全非公開な状況」に役がつく。
ちなみに、ハンの数は6ハン、跳満である。
ちなみに、牌を公開していない状況でピンフドラ1で聴牌し、他家からロン、またはツモるとする。
この場合、8ハン(9ハン)で倍満である。
以上がルールである(チップについて多少細かいルールがあるがそれは省略)。
この麻雀のいいところは、ごみ配牌をもらってもやることがある点にある。
他家の牌を鳴きまくって牌を全部公開させ、流局チョンボ(役満払い)を狙うもよし。
親の牌を鳴くことで親の牌を公開させ、親の打点を激減させるも良し(親が牌を公開していない状況で和了すると跳満以上、18000点以上が確定する)。
ちなみに、「ごみ配牌をもらってもやることがある」、これは「アタマ」にも通じる思想である。
ハッケヨイ氏は色々と特殊麻雀のルールを考案しているが、素直に脱帽である。
ちなみに、私は上の動画撮影時の対局を見ていて、非常に面白いと感じた。
その後、実際に対局したいと思ってみた。
ちなみに、実際の対局してみた模様は次の動画の通りである。
この対局、非常に楽しい対局であった。
最善の戦術は分からなかったが、色々と駆け引きがあったり、また、リーチなどの待ち牌が読みやすかったりした(牌が公開されることで当たり牌が特定されたり候補が絞れたりする)。
また、私は短気にもリーチをかけたところ、その後、牌を全部公開させられ、流局チョンボになってしまい、飛んでしまったことがあったが、そういうことがありつつも楽しかった。
機会があれば、またやりたいものだ。
というわけで、「すけまん」というルール、非常に楽しくてお勧めである。
普通のマージャンに飽きたらぜひ一度試してみてほしい。
では、今回はこの辺で。
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