とつげき東北による研究者の本音
こちらはとつげき東北が書いた麻雀数理研究会の記事。
これは『科学する麻雀』の作成秘話(の一部)である。
この文章を読むことで、これまで思っていた
なんでこんなことが『科学する麻雀』に書かれていたのだろう
という疑問が解けると思う。
というか、私は「なんでこんな(一見変な)ことが書かれているのだろう?」という疑問が解けた。
例えば、
(以下、『科学する麻雀』の131ページより引用)
この種の判断においてよくある誤解をまず解いておこう。「相手の半分の点数なのだから、相手の2倍広い街でなければならない」というのは誤りである。
(引用終了)
なんて記述があるが、こんな誤解がどこにあるのかわからなかった。
また、
(以下、『科学する麻雀』の125ページより引用)
戦術書によっては「フリテンはロンできないから和了の確率は1/4倍に下がる」と記述されていることがあるが、それは誤りである。
(引用終了)
という記述があるが、これもなんでいきなりこんな記述があるのかわからなかった
(むろん、私はフリテンリーチの和了率が通常の4分の1まで下がることはないことは麻雀研究を始めて間もない時点で把握していたが)。
そういう意味で、この文章は『科学する麻雀』の背景を知るうえで有益なものである。
もっと言えば、麻雀研究者の本音を知ることのできる貴重な文章でもある。
もし、そういうものに興味があれば、本記事の無料部分だけでもみてほしい。
そして、興味があれば有償部分もご購入いただきたい。
さて、とつのNOTEの宣伝はこの辺にして。
私も同じようなことしてみるかなあ、と思った。
研究者して麻雀界を見た場合、私にも思うところ、言った方がいいのではないかと思うことがある。
そして、一部に関しては以下のURLで述べている。
この辺の話はあまり毒がない話である。
ただ、思っていること、言いたいことの中には毒のある話もある。
この点、「私が意見を差し控えている」理由は、その対象が身内だからである。
例えば、平澤先生であるとかネマタである、とか。
さすがに、身内を叩くのは背後から味方を撃つ感じで気持ちのいいことではない。
しかし、彼らはデータを利用する側。
私は利用されるデータを作成する側。
一応、利害が対立しているわけで、その辺を隠して仲良くというのもあれである。
また、別に毒のある話であるとはいえ、別に当人らに恨みがあってやるわけではない。
それに、内容自体は麻雀界の在り方を含めたある程度主語の広い話である。
というわけで、当人らの許可を得たうえで(さすがに嫌がっているなら無理強いするつもりはない、よほど公共性があればまたそれは別であるが)やってみようかなあ・・・。
ちょっと考えてみようと思う。
では、今回はこの辺で。
もし気が向いたら、サポートしていただければありがたいです。 なお、サポートしていただいた分は、麻雀研究費用に充てさせていただきます。