『二択本』詳説という文章を作ろう

 ふと思った。
「『二択本』詳説」という文章を作ろう、と。

 確かに、「権利関係が色々ある」ので「必ずやる」とは言わない。
 また、私自身、色々とやるべきことがあるので、その関係でできないかもしれない。
 だから、思い付き終わる可能性がある、というか、可能性が極めて高い。


 しかし、『二択本』に記したデータは出したデータのほんの一部である。
 出したデータの大半は私のエクセルファイルに埋もれている。
 それを埋もれたままにするのは少々もったいない。
 とすれば、それを公開することに意義があろう。

 また、『二択本』の「はじめに」はこんな書き出しがある。

(以下、『二択本』のはじめにより引用)
 なぜこの本を作ろうと考えたか、それを最初に説明させてく ださい。実は私は、雑誌近代麻雀で多くの麻雀プロにコラムを 書いていただいているのですが、その中でとても勉強熱心なプロが『ション牌の字牌とワンチャンスだったらどっちが当たり にくいのか、スジと1枚切れの字牌だったら? というデータをきちんと知りたい』と書いていたのです。
(引用終了)

 私は『二択本』を作り、この部分を読んで思ったことがある。

 果たして、この本で「きちんと」知ることが可能か?
 データって結構膨大だぞ。

と。
 ご存じの通り、『二択本』で掲載されているデータは基本的に局収支(計算結果)と牌の危険度である。
 それに付随してせいぜい「和了率」と「放銃率」が掲載されている程度である。
 さらに言えば、特定の巡目(例えば、9巡目とか8巡目とか11巡目とか)しか公開されていない。


 人によっては思うだろう。

 巡目による数値が知りたい。
 局収支(計算結果)を求めるために使ったパラメータを知りたい。
 牌の危険度について、巡目ではなく、通った筋の本数別のデータが知りたい。

 などなどなどなど。


 その辺をきちんと書いた文章(データ)というのはそれなりに有用かもしれない。
 というわけで、書いてみようと思う。
 ただ、一気に公開しようとすると挫折するのが落ちなので、有償マガジンにして順番に売り出すことになるだろうが。


 あと、始めるとしても予定は来年以降になる。
 今年はやることが多すぎてちょっと何もできそうにないので。

 つか、『二択本』の詳説を書くくらいなら、『統計で勝つ麻雀』の詳説も同様に書こうかしら。
 あの本もデータをより詳細なデータがあるし、場況関係のデータもあるので。


 では、今回はこの辺で。

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