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ショートエッセイ集

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短いのばかりをまとめてみました。お気軽にどうぞ!
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2023年9月の記事一覧

ショートエッセイ「おっと、その手には乗りませんよ」

 自分がまだ30代そこそこで、長野県上田市のある町で1人暮らしをしていた頃の話。  静か…

ショートエッセイ「悪ガキたちとの楽しい酒」

 スナックやバーなどで飲む楽しみの一つに、初見のお客さんと交わす何気ない会話があげられ…

「瞳がほほえむから ~ ちょっと悲しい思い出」

  カラオケで歌う時は、70年代80年代の洋楽が多いが、日本語の歌の中にも好きな歌がある…

ショートエッセイ「転落事故に遭遇した話」

 長野県上田市での21年間、住んだ場所が計5か所。その中でも、異色なのは、千曲川と川沿い…

「交通取り締まり ~ 若かったあの頃」

 スピード違反や一時停止不履行などで捕まった経験のある人も多いと思う。長野県に住んでいた…

「いちりとせ ~ 石段の思い出」

 2歳から12歳までの10年間、鹿児島市常盤町に住んだ。通った小学校は市立西田小学校。今…

「足ふきマットとの悪戦苦闘 ~ その昔見かけた何気ない光景」

  今の自動ドアは、ほとんどがセンサー式になっているが、昔はマットスイッチ式が主流だった。  今から30年以上前、センサー式のものが出始めた頃のこと、車の運転中、赤信号で停車しているとき、近くの小さな郵便局の前で、中に入ろうとしている小柄な老人の姿が目にとまった。足拭きマットの上に立ち、中腰になって踏み固めるような動作をしていた。どうやら、なかなか反応しない扉に苛立っているようだった。  やがて、その人は、そのドアがセンサー式だと気づき、まず上を見て電波の向きを確かめ、その方

「伊集院駅の不思議な光景」

 先日立ち寄った鹿児島本線「伊集院駅」で、奇妙な光景を目にした。  上の写真、何が写って…

「新しい知り合い」

 早朝ウォーキングを続けていると、だんだん知り合いも増えてゆく。  ウォーキングする人、…