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クラファン

  2022年9月、日本将棋連盟100周年のクラウドファンディングに参加しました。カフェで棋士の淹れた珈琲と棋士の選んだスイーツをいただきながら、お話しを聞けるというものです。なんて素敵な企画!!と独身時代の貯蓄を確認、日常払うことのない額でしたが、昨今のイベント値上がり傾向では安値だったと感じるほど、ゆったりと満たされて幸せな空間でした。

   初千駄ヶ谷、時間前に場所を確認しようとカフェ前に着くと店内に、い、いらっしゃる。ガラス越しに見える康光先生!と糸谷先生!(おそらく本物!!)にこにことお話しされてる。
(いや…どうしよう。もう緊張する…)  
   一旦離れ、時間になるまで将棋会館売店でお土産を買い、鳩森八幡神社でお詣りしつつ過ごしました。

  カフェのドアを開けると、糸谷先生が両手をひろげて(私にはそう見えた)「ようこそ~」と声をかけている(ゆ、夢かな?)その少し奥から康光先生が目線を合わせて私に挨拶をしてくれている(やっぱり、これは夢だ)
(この夢のような時間を正気で過ごさなければ勿体ない!!と思うも心はそわそわしたまま)
  珈琲の順番を待っている間、気遣いの声掛けをしてくださる糸谷先生。むずかしい言葉からなる内容の話しはとても興味深く(ずっーと聞いていられるなぁ)  参加者ときさくな話しをしながら目の前で珈琲を淹れてくださる康光先生(贅沢なとき…)

  お写真を撮りつつ、お話ししつつ、先に紙コップで頂いた珈琲を飲みつつ、参加者に珈琲とスイーツが行き渡り、先生方に質問したりお話しを聞ける時間。
  イベント期間では私の参加は後の方で、事前に参加された方の投稿を見させていただきまして(皆様ありがとうございます)沢山話せる時間があるので質問を考えておいた方がよいとのことでした。

  順番に質問をしていき、他の方の質問へのお答えが興味深く聞き入っていました。でも結果的に私は他の方よりも多めに質問をしていたと思います。受け入れてくださるお優しい参加者の皆様でした。 


  棋士が目の前のテーブルに座られて  (ち、ちかいっ!!)思わず後ずさりしたけれど、壁にぶつかりました。コースターに名前と書いてほしい言葉(棋士が書く言葉を揮毫という)をたずねられ(これは考えていませんでした💦)あわあわしてしまい、よく書かれるという揮毫にしていただきました。
   あっという間だったけれど時が止まったような、穏やかでとっても充実した時間でした。帰りにはドアの外までお見送りをしていただきました。贅沢すぎる。

  参加した方と将棋ファン話しをしながら、駅への道すがら電車も途中までご一緒したのも良い思い出です。好きなものが同じだと初対面でもこんなに打ち解けて話せるものなのかと感慨深く思った日でした。

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