なんでiPhone iPadじゃなきゃダメなの?

なんでiPhone iPadじゃなきゃダメなの?

この記事も前回と同じように、3年前の2017年8月に公開されたものです

なんでiPhone iPadじゃなきゃダメなの?Androidは?ってよく聞かれます。
少しひどい方だとAppleの回し者だとか、宣伝活動してお金が流れているだとか・・・
いただけるものならいただきたいですが、そんなもん無いです 笑
単刀直入に答えから言いますと
iPhone iPad以外はオススメできません!
 
iPhone iPadの頭脳のことをiOSと言います。
iOSもAndroidも読み上げ機能があります。
iOSはボイスオーバー
Androidはトークバック
どちらも おしゃべりスマホなんだけど、
まだまだAndroidは、いまいちなんです。
前回の記事にも書いた通り、Appleの一社生産に理由があります。
Androidにはgoogleを始め、携帯各社が参入しているので、障害者対応に一生懸命な企業があれば、そうでない企業がある為、機能の中で互換性がなかったりと、まだ日進月歩な所が多く感じます。
ただ、日に日に進歩しているスマホですから近いうちに視覚に障害があっても機種を選べるようになる時が来れば良いなと思います。
でも、残念なことにAnroidは設定からトークバックが無くなっているようです。アプリを入れないと使えないメーカーの物もあるようです。
買ったその場で音声を立ち上げられなければ絶対に誰かに手伝ってもらわなければならないということです。
技術的には難しいことかもしれないが、可能か不可能かと言えば、それは不可能なんです。
 
それだけではなく、ウィルス対策やアプリにも理由があります。
まず、ウィルス対策ですが、視覚障害者はウィルスに弱いです。
ウィルスだけではないですが、音声だけで不正侵入をを阻止するのは大変です。
iOSはウィルスバスターも不要です。
ここにも一社生産が効いているようです。
 
次はアプリですが、iOS用のAppストアにアプリを公開するにもAndroid向けと比べて厳しいようです。
アプリについては細かくわかりませんが、Appleのフォーマットに則ってデザインしないと審査が通らないとの話をアプリ開発者に伺ったことがあります。
誰が開いても、分かりやすいアプリを作って欲しいと考えているようです。
 
以上のことから目を使わないで操作できるスマホはiPhoneしか今現在はないということです。
軽度な弱視や、視野欠損の方だとAndroidも使えるかと思いますが、拡大したりするのもiOSの方が使いやすいです。・・・これも後日解説します。
 
メーカーや販売店、docomoのハーティープラザ(東京の有楽町にある障害者対応専門の店舗)で伺っても目を使わないでiOSと同じくらい使えるAndroidの機種があればと伺いますが、はっきりと使えます!という解答は得られていません。
どれか目を使わないでも、ちゃんと使えるスマホがあれば私もチャレンジしたいと思います!!

2020年7月現在
3年前のは昔ながらの折りたたみ式のガラケーかiPhoneかの二択でしたが、現在は、ガラケーが無くなりました。
無くなったガラケーの後継機としてガラホという名前の携帯電話がドコモ、ソフトバンク、auともに販売されています。
ガラホとは、形はガラケーと同じデザインですが、システムはスマートフォンと同じシステムが入っているようです。
つまり、アンドロイドです。
プッシュボタンが残っているので高齢者やガラケーに馴染んでいた方は使いやすいものだと思われます。
視覚障害者が使える柄ホは現在ドコモからのみ発売されているようです。
1つ柄ホで注意していただきたいのが、スマートフォンのようにアプリをダウンロードして機能をカスタマイズする事はできません。

柄ホの他にも、ラクスマやカンスマなどの操作を簡単にしたアンドロイドスマートフォンが発売されています。
メーカーによって呼び方は違いますが、ラクラクスマホ、シンプルスマホ、かんたんスマホなどあります。
これらのアンドロイドのスマートフォンが視覚障害者に使えるかといえば弱視の方なら使える可能性は高いと思います。
また、トークバックの機能も後ほどつけることが可能ですのでチャレンジしたい方は挑戦できる製品です。
普通のアンドロイドスマートフォンにもトークバック以外の読み上げなどの補助機能も付いている場合があるようです。
私も、1台アンドロイドスマートフォンを購入して練習しています。
また、機会があれば情報を共有したいと思います。

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