文字入力で知っておきたいコト 日本語かなキーボード変

文字入力で知っておきたいコト
日本語かなキーボード変

前回は、パソコン配列の英語日本キーボードの文字入力を実践しました。
振り返りはコチラから

https://note.com/mdsisupport/n/n41c8a13e99f5

今回は、日本語かなキーボード(ガラケー入力・テンキーなど
のキーボードのレイアウトと文字以外のボタンの効果を説明します。

キーボードのレイアウトから解説します。
テキストフィールドや検索フィールドをダブルタップするとキーボードが立ち上がります。
キーボードを立ち上げると画面は上下に半分に分割され上はメインの画面、下はキーボードとなります。
逆に表現すると、キーボードが立ち上がればメインの画面は全体から上半分に小さくなります。

日本語かなキーボードは縦4×横5マスで構成されています。

横の2、3、4マスはあかさたなのキーになります。

横1、5マスは様々な機能ボタンになります。
ガラケーで行147アスタリスクの左に1列
369#の右に1列
という具合になっています。

この文章を読んでいるだけだとなかなかイメージしにくいと思いますが、続けます。

どうしてもイメージできなければ、いちどキーボードを出してみて確認してみましょう。

確認する場合は、いちどこの画面から出るのも悪くないですが、Safariでこのページを見ている方なら左下に、戻るボタンがあります。
この戻るボタンを選択して日本指ダブルタップホールドをするとキーボードが開きます。
ダブルタップホールドは日本指でダブルタップをして2回目は押しっぱなしになります。
高い音でヒョンヒョンヒョンと鳴った後にキーボードが現れます。
ここではキーボード操作や文字入力をしても問題ありませんが、必ず終了する際にはキャンセルかスクラブをしてください。
改行ボタンを押さないでくださいね。

では、一つ一つボタンについて解説していきます
右側の上から解説します。

さんの右隣が
削除ボタンです。
ダブルタップすると1文字削除します。
2回ダブルタップをすれば2文字削除です。
多くの文字を削除する場合は削除ボタンをダブルタップホールドすると少しずつ削除していきます。
ずっと押しているとすべての文字が削除できます。
もう削除する文字がなくなれば行き止まりの音がします。
iOSはウィンドウズやハードウェアキーボードと違う間違いやすい点が1つあります。
この削除ボタンはパソコンで言うバックスペースボタンです。
deleteボタンはありません。
ただ、パソコンのように文章の1部を範囲指定してまとめて削除する方法はあります。
もちろんポイスオーバーでも可能です。

続いて、6の右側にある
空白ボタンです。
一般的に言うスペースボタンです。
1階ダブルタップすると半角スペースが入力されます。
文字が入力されていて未確定状態ならばパソコンと同じく変換ボタンに変わります。
変換ボタンをいちど押すと変換候補の1番にフォーカスが飛びます。もう一度押すと2番目に移動します。
2番目から1番目に戻す事はできませんので、いちど削除ボタンを押して最後の1文字を入力し直してください。
変換する文字が決まったら、変換の下にある確定ボタンを押して完了です。

最後に9と#の右隣が
改行ボタンです。
縦2マスが欠乏されていますので通常の正方形ボタン2つ分ですから縦長の長方形の形をしたボタンになります。
パソコンで言うとエンターボタンです。
文字入力中にいちど押せば改行します。
文字入力後、未確定の状態なら確定ボタンになります。

右側はこれで終わりです。

続いて左側になります。

1の左のボタンは
完了ボタンです。
ポイスオーバーユーザーはあまり使いません。
本来は、同じ行の文字が続く時に押すと、前の文字の続きとはんだんしなくなるふぼたんです。
[あい]と入力しようとしたら[う]になってしまうことはよくありますよね。
入力が早すぎて起きてしまうミスを防ぐ効果があります。

4の左隣が
逆順ボタンです。
正眼者の頃から併せてiPhoneを10年近く使っている私ですが、この逆順ボタンの便利さに気づいて使いだしたのはまだ丸1年経過していません。
この逆順は、ひとつ前の文字に戻すことができるボタンです。
一つ前とは、[お]を入力したとして逆順を押すと[え]に戻せると言うことです。
使う前での認識はボタンをスト付をしすぎてしまったときの修復用ボタンだと思っていました。
これは間違いじゃないんだけれども、小さい[つ]を入力するときに便利だと気づきました。
[た]を入力した後に逆順を押せば、小さな[つ]が簡単に入ります。
しかも、小さな[つ]の後の文字は、た行になる可能性が高いので、あえて逆順ボタンは、たちつてとの、た行の隣に配置されているものだと気づきました。
併せて、小さい[お]を入力する際にも便利です。
あ行の小文字は6回から10回連続してダブルタップをしないと入力できませんから逆順ボタンを使えるようになると入力ミスが少なくなるかもしれません!

7の左隣は、
文字・数字・かなボタンです。
あかさたなの状態でダブルタップすると、アルファベットになります。
アルファベットの時にダブルタップをすると数字になります。
数字の時にダブルタップで、日本語かなに戻ります。

左側の最後はアスタリスクの隣のボタンです。
ここは正方形の1つのボタンではなく縦長の長方形の2つのボタンに分割されています。

左側のボタンは、
キーボードの切り替えです。
私の場合は、ダブルタップすると日本語ローマ字→英語日本の順番で切り替わります。
設定している方は絵文字キーボードもここから切り替えます。
どのキーボードが現れるかは設定アプリから一般→キーボードと進むと、画面の上の方でキーボード+数字を読み上げます。
この数字が設定されているキーボードの数です。
ここをダブルタップすると設定の変更が行えます。

また、次のキーボードボタンをダブルタップホールドしながらホールドしている指を上に指を上げずスライドしていくと設定しているキーボードが順番に表示されますので、切り替えたいキーボードを読み上げたところで指を話せば洗濯完了です。
キーボードを一つ一つ切り替える方法と、一気に切り替える2つの方法があります。

次に、右側は
音声入力ボタンです。
説明では、ここをダブルタップして音声入力をし、終了する場合は二本指でダブルタップとありますが、この操作はお勧めできません。
キーボードが表示されている文字入力時であれば日本指のダブルタップで音声入力が開始されます。
終了は同じく日本指のダブルタップです。

初めてこのジェスチャーをするときに限り、マイクへのアクセスの許可を求められますのでオーケーをダブルタップしてあげれば、こちらの便利な使い方が使用できます。

次回は、日本語かなキーボードで文字入力を始めたいと思います!

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作成日2020年8月23日
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