スワイプのオススメ練習方法 iPhoneの場合編

スワイプのオススメ練習方法
iPhoneの場合編

iPhoneの基本操作の中でも最も大事なのはスワイプとダブルタップです。
極端な解説をするなら、この2種類さえしっかり操作を出来れば6割近くの操作が可能になります。
それだけポイスオーバーでは大事な操作です。

ここでは左右のスワイプを練習します。

この練習は、電話アプリのキーパッドを使って1から9まで読み上げさせたら、9から1へ逆にも読み上げさせます。

準備
1、電話アプリを開く
2、キーパッドのタブを洗濯中にする。
ポイント
タブは画面の一番下に横一列になっています。
ホームボタンがある機種の場合は、ホームボタンに指を置いて少しだけ上に指を上にずらすと、タブのエリアにフォーカスが移動します。
電話アプリの場合は連絡先タブにフォーカスが移動します。
3、右にスワイぷしてキーパッドをダブルタップ

ここまではうまく操作がいかないばあいは、支援者の方に依頼してください。

ここまでの操作が準備です。
本来キーパッドの画面は直接電話番号を入力して電話をかけるための画面です。

準備が完了したら練習スタートです!

1、画面の左上あたりに数字の1ボタンがありますので探してみてください。
2、数字の1ボタンが見つかったら右スワイプをしましょう。
右スワイプが成功すれば1の次の2のボタンにフォーカスが移動します。
フォーカスが移動する際に、2と読み上げますので耳で確認をしてください。
3、右スワイプを連続で続けてみましょう。
読み上げの数字が順番に大きくなっていけば操作は成功しています。
逆に、順番ではなく数字が飛んでしまったり、数字ではない項目を読み上げてしまった場合は操作がスワイプでなくタッチになってしまい失敗してしまっていると言うことが利用している方もサポートしている方も耳で確認することができます。
4、数字が順番に上がっていき9までたどり着いたら右スワイプは成功です。
今度は、左スワイプを連続して行い9から1まで順番に読ませていきましょう。

失敗をしてしまったら数字の1からやり直しをしましょう。

上手にできるようになってきたら、リズムよくテンポを上げる練習もしてみましょう。

最後に、
この練習方法はボイスオーバーでの操作を始めたばかりの方だけでなく、視覚に障害を持つサポーターさんにも有効です。
何故かと言うと、左右スワイプはどこの画面でも有効ですがキーパッドを使うことによって利用者さんもサポーターさんも操作ミスを認識しやすいのです。
同じ練習がホーム画面でも可能ですが、誤ってタッチをしてしまった場合に使用者は気づけません。
したがってキーパッドを使った練習方法を推奨しています。

ポイスオーバーでの操作を始めたばかりの頃はスワイプをしているつもりがタッチになってしまうミスが多いです。
このミスをなくすことが上達への近道です。
なるべく早いうちに体に覚え込んでもらいたいです。

支援者の方へサポートのポイント
なかなかマニュアルを読んでもらって聞いてもイメージはわかないものです。
百聞は一見にしかずならぬわれわれ視覚障害者は百聞は一触にしかずです。
上手にスワイプができていない場合には、指を持ってあげてタッチペンでスワイプするように指導してあげてください。
頭では把握してるつもりでも、体は動かなかったりしますので、体に慣れて覚えてもらうようにサポートしてみましょう。

この練習方法でスワイプを上手になりましょう!

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作成日2020年8月1日