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「\発達障害の人の会話力がぐんぐん伸びる/アイスブレイク&ワークショップ」読んでみた!

お疲れ様です。こうさん2号です。



今回は、前回の記事「イイトコサガシさんのワークショップを体験してみた!」

の冒頭にて紹介させて頂いた、
イイトコサガシ代表「冠地情」さん

この度、なんと講談社より本を出版されたそうです!そこで今回は…




「発達障害の人の会話力がぐんぐん伸びる!アイスブレイク&ワークショップ」

書籍の内容の感想を書いていきたいと思います!!



構成「イラスト、漫画が多くて読みやすい!」

  

驚くべきことに内容の8割がイラストと漫画で構成されていました。

「学習障害(LD)」を持つ方や文字だけでは理解やイメージがしづらい「発達障害」を持つ方の苦手部分を考慮したとても読みやすい構成になっていました。


実際に読み始めて見ると、読書が遅い自分でも1時間もかからずスラスラ読むことが出来ました。

なによりかなしろにゃんこさんのイラストが可愛いんですコレが。

内容「会話の準備運動のアイスブレイクと多様なワークショップ」


内容は「会話の準備運動のアイスブレイク」と「会話力のトレーニングのワークショップ」の方法が主となっており、多種多様なアイスブレイク、ワークショップが事細かく書かれています。


その1つ1つがイラストと漫画で描かれていて、得られる効果やそれぞれのワークショップでの考え方、対話の楽しさがわかりやすく説明されていました。

ネタバレになってしまうのであまりここでは内容は言えませんが、全て読んでみた率直な感想が、


「もし、こんなアイスブレイク&ワークショップが近くにあったら小さい頃から継続して参加したかった」


と感じました。

僕は社会人になってから発達障害を診断されたパターンだったので療育を受けたことがなく、コミュニケーションや会話力は社会で学んで培ってきたつもりでした。

それでも、社会では「空気が読めない」「失礼な奴だな」「話聞いてた?」等と言われ続けてきました。

僕にとってのコミュニケーションはいつしか苦痛なものになり、「会話は楽しくないもの」と考えていました。冠地情さんとイイトコサガシさんのワークショップに会うまでは。

そして本書の漫画シーンにはまさに上記の僕のようなキャラが冒頭から登場し、嫌々ながらも母親に促されワークショップに参加し、コミュニケーションや対話について様々な気付きを得ながら、会話の楽しみを知っていく姿もリアルに描かれています。

本来、「会話やコミユニケーションって楽しいもの」ですよね。

しかし、発達障害を抱える人の中には会話やコミユニケーションが上手くいかず、いわゆる「コミュ障」になってしまう人もいます。

よく自分で「自分コミュ障なんで(笑)」って言っちゃってコミユニケーションを諦めている、楽しくないものと考えてしまっている人、いませんか?

そんな「自分はコミュ障」だと思う人にこそ、この本を読んで欲しいと思います。

  

会話力とコミュニケーションには、「こういう考え方、捉え方もあるんだよ」というヒントがこの本には沢山詰まっています。

是非1度お読みになってください。そして読んだ後は実際にイイトコサガシさんのワークショップに足を運んでみてください。更に気付きがあったり会話への考え方が変わるはずです。

「会話力とコミュニケーション能力は改善できるんだ。改善出来れば生きづらさも少しは軽くなるよ。」


と冠地情さんは伝えたいのだろうと思います。   

では最後にもう一度、冠地さんのお言葉をおかりします…

「試した時点で大成功!!」

発達障害の人の会話力がぐんぐん伸びる アイスブレイク&ワークショップ

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