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【長野県の地域医療に貢献、調剤併設型DgS】スギ薬局長野県出店 第1号店「豊科店」レポート

2022年11月に豊科店(安あずみの曇野市)、12月に岡谷店(岡谷市)、2023年1月に信州大学医学部附属病院敷地内の信州大学病院店(松本市)が開店・開局した。スギ薬局の商勢圏(ドミナントエリア)拡大戦略の第1号店として開店した豊科店を紹介する。


病院の敷地内薬局と調剤併設型DgSの両方を出店

2019年に開局した名古屋大学医学部附属病院の敷地内薬局に次いで、国立大学病院の敷地内薬局の第2号店「スギ薬局 信州大学病院店」が2023年1月4日に開局した。

大学病院敷地内に薬局が開局することにより、スギ薬局の認知度および専門的かつ高度な調剤ができる技術が高まり、調剤薬局としての信頼性も大きく高まるので、今後の長野エリア出店にもよい影響を与えることになる。

2022年11月23日(水)、長野県・安曇野市に「スギ薬局 豊科店」が開店。豊科店は新商勢圏・長野エリアの第1号店という位置付けになる。初めての商勢圏への出店のため戦略的にB1サイズの超・大型チラシを配布した。

今後の出店戦略は、長野県中心部のエリア(中信、南信)でのドミナント出店を強化する。

ヘルスケアを重視した売場レイアウト

豊科店は、国道147号線(松本市〜安曇野市〜大町市)沿いに立地。安曇野市は、松本市のベッドタウンとして新興住宅地が増えており、ファミリー層の来店が多い。

豊科店の近くにはGMS(総合スーパー)のイオン、地場スーパーのデリシア(本社・松本市)、カインズ、病院(安曇野赤十字病院、豊科病院、神谷小児科医院など)・丸山内科クリニックなどがある。店舗フォーマットは288坪の調剤併設型DgSである。近くには競合のスーパーがあるため、HBC主体の品揃えにしている。入口は店の中央にあり、主通路は入口からまっすぐ店の奥まで続く「I字型」のレイアウトである(図表1)。

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