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ウエルシアとツルハが青森で共同配送の実証実験 / DgSの決算業績は好調を維持

ウエルシア薬局とツルハが、青森県の下北エリアで共同配送を開始した。これにより配送車両25%減、CO2排出量13.6%減を目指す。第2四半期、第1四半期の決算発表が続いた。それによると、コロナ感染拡大による医薬品、衛生用品関連が伸びて、各社とも業績では堅調に推移している。

《略号の表記一覧》
DgS=ドラッグストア、SM=スーパーマーケット、CVS=コンビニエンスストア、HC=ホームセンター、GMS=総合スーパー、SC=ショッピングセンター、DS=ディスカウントストア、HD=ホールディングス、M&A=合併・買収


ウエルシアとツルハが青森県下北エリアで共同配送を開始

ウエルシア薬局とツルハは10月25日から、青森県下北エリアで共同配送を開始した。

ウエルシアグループ6店舗(丸大サクラヰ薬局が運営する「ハッピー・ドラッグ」)とツルハグループ5店舗を対象に、今後5ヵ月にわたり実証する。

青森県におけるウエルシアグループおよびツルハの物流センターは青森市近郊にあり、そこから青森県下北エリアの店舗にそれぞれ配送を行っていた。

しかし、両社のほかの営業エリアと比較して店舗密度が低いため荷物が少なく、積載率が低いことが課題となっていた。

今回の共同配送では、ウエルシアグループ店舗の荷物を積んだ配送車両がツルハの物流センターに立ち寄り、青森県下北エリアの店舗に共同配送を行う。

共同配送の運用にあたり、情報連携の基盤として、日立製作所が提供するLumada(ルマーダ)ソリューション「Hitachi Digital Solution for Logistics/配送情報シェアリングプラットフォーム(SISP)」を活用する。これにより配送車両の最適運用を実現する。

共同配送による実検証・効果測定において、配送車両25%減、CO2排出量13.6%減を目指す。

なお、今回の両社による共同配送は、経済産業省が公募する、サプライチェーン全体の物流効率化・省エネ化の達成を実証することを目的とした補助事業「AI・IoT等を活用したさらなる輸送効率化推進事業」に対応するもの。

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スギ薬局は10月から、日清食品の「完全メシ」の販売を通じた試験的な取組みを始めた。

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