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くすりの福太郎千葉ニュータウン店レポート〜テナント導入で生鮮4品に挑戦したくすりの福太郎「600坪型」最大店舗

くすりの福太郎の最大店舗である新店「千葉ニュータウン店」は、1階がフード&ドラッグ+調剤、2階がクリニック+調剤のヘルスケア型のショッピングモールである。医薬品、化粧品、調剤の強化と生鮮の強化を両立する「フード&ドラッグ+調剤+クリニック」の新業態に挑戦している。


フード&ドラッグ+調剤にクリニックを併設した

2022年7月1日(金)、くすりの福太郎千葉ニュータウン店が開店した。売場面積は約600坪。フード&ドラッグ+調剤を1階で展開。食品部門では生鮮4品の本格的なショップインショップに初挑戦した。

▲[図表1]千葉ニュータウン店2階レイアウト
くすりの福太郎の調剤薬局が中央に位置し、外側を取り 囲む形でクリニックが開業する予定

2階では、複数のクリニックを中心とした総合医療モールが9月に開設予定。2階の中央にくすりの福太郎の調剤薬局が位置し、外側を囲む形でクリニックが入居する(図表1)。総合医療モール開設当初には、一般内科、糖尿病、乳腺、消化器内科など複数の専門内科をはじめとして、皮膚科、小児科、心療内科、歯科、眼科の開業を予定している。

さらに現在進行形で他クリニックと交渉もしており、クリニックは最大10科まで増設する予定だ。

▲9月1日(木)にオープンする2階の調剤薬局。クリニックで処方された薬を受け取れる門前薬局のような役割を果たす。調剤室の調剤ロボット(ピッキングマシーン)で処方せん薬の格納、出荷などの作業を実施する計画だ

2階の調剤薬局は、同フロアのクリニックで処方された薬を受け取れる「門前薬局」のような役割を果たす。

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